今回の記事は、英語が苦手な人に対しての記事です。英語が得意な人は飛ばしてください。
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英語が苦手な生徒に一番最初に教えるのがこの「デートの法則」です。
高校生なら誰でも知っていることですが、英作文と、英語の完了形を理解するのにとても役に立ちますので参考にしてください。
英語はまず、主語が来て次に動詞が続きます。これは誰でも知っています。ところが、英作文になるとポン!と飛んでしまいがちなのがこういった基本的な事柄なのです。
そこで慣れるまで英語の形を意識する為に私が良く教えるのがこの「デートの法則」なのです。
デートの法則
1・誰?
デートにするとき、まず大事になるのは相手が誰かということですね。
英語も同じで、まず、主語は誰?と考えましょう。
2・どうしよう?
もし、デートを申し込まれたら、当然どうしようと考えるはずです。しかしこのどうしようには2つの要素がありますよね。まず、デートの申し込みを受けるかどうか。そして服装をどうしようかと。
英語も同じように動詞をどうしよう?と考えるのです。
動詞を選び、肯定なのか否定なのか疑問なのか、進行するのか受身なのか、あるいは仮定なのかと(ちょっと意味深になりますね・・笑) 文の形(つまり服装ですね。)を考えます。
3・時間は?
デートの約束に大切なのは時間を気にすることですね。時間を間違えてはデートは成立しません。
英語も同じように、時間を考える必要があります。過去形なのか現在なのか未来なのか。時間を間違えるとやはり大変になるのは英語も一緒です。
4・ズレがあったら完了形
もし、デートをして、互いの気持ちやフィーリングにズレがあったら完了してしまいますよね。
英語も同じでズレがあったら完了形となります。これは完了形という概念を理解するのにとても大切なので、詳しく取り上げてみましょう!!
完了形とは、時間のズレを表す
中3から高校英語の文法で習う、完了形。have(has)+PPとして、作り方は誰でも知っています。
ところが、完了不定詞とか、完了動名詞とか、完了分詞構文になるととたんにわからなくなる人が多いものです。
これは多くの文法書で、完了形を、経験・継続・動作の完了と習うからなのです。確かにそういう側面はありますが、単純にいうと、完了形は時間のズレを表すのです。
(例文 1)
I have been to London .
たったこれだけの文章ですが、よく見てみましょう。これは動詞の部分は現在形ですね。つまり現在完了形は現在時制なのです。 ところがロンドンに行ったのは過去の話ですね。
つまり、1文の中に現在と過去と二つの時間のズレが表されていることがわかるでしょう。
(例文 2)
She told me that she had met him before . 彼女は私に、彼に以前あったことがあるといった。
さて、この文章の動詞部分toldは過去形ですね。つまり過去の話なのですが、彼女が彼に会ったのはそれよりもっと以前なのです。やはり時間のズレが現れているでしょう。
(例文 3)
He seems to have been ill . 彼は病気だったようだ。
逆にこのことから、完了形が使われていると時間のズレがあるとみなすことが出来ます。
完了不定詞のこの文章。動詞部分のseemsは現在形ですから現在の話だとわかります。しかし、彼が病気だったのは完了形であることから過去の話だとわかるのです。
これを that 節を使うとこうなります。
He seems that he was ill . 前は現在形、後ろは過去形となるわけです。
(例文 4)
どんどん見ていきましょう。
Having read the letter, she began to cry . その手紙を読んで、彼女は泣き出した。
おやおや、ふられたのでしょうか?この、分詞構文も手紙を読んだ時間と泣き出した時間にずれがあることがわかりますよね。
落ちがついたところで、あとは皆さんが持っている文法書で、完了不定詞、完了進行形、完了受動態、完了動名詞、あるいは仮定法などをじっと眺めてみてください。
誰? 主語
どうしよう? 動詞をどうしよう
服装どうしよう?文の形
時間は? 時制
そして
ズレがあったら完了形!!
デートではそうありたくはないですけど、しっかり覚えておきましょう!!
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