父親が包容力があって大きな心で何をしても受け入れてくれていたら…。
母親がいつも自分の話を心から聞いてくれていたら…。
母親が愛情いっぱいの食事を毎日作ってくれていたら…。
父母が毎日仲良く楽しく会話をしてあたたかい家族の団欒があったら…。
人は自分が幸せなら誰かをイジメたいなんて思わない。
イジメと言うと、イジメられている人間がもちろん被害者だ。
イジメがいい訳はない。
ただ、私が関わったケースをみて感じたのは、イジメている青少年達も、ある意味では自分勝手な親の犠牲者なのではないかと思う。
親のエゴの満足の為に子供達は 言いたい事も言えずに、やりたい事もできずに家では良い子、学校でも良い子を演じる。
そう言う家は父親が厳格だったり、母親が教育ママだったり、とにかく子供の気持ちなんか何も考えていない。
ただ、ただ、世間体を気にして、家柄だの学歴だのトップになれ!と子供を自分達の思い通りに従わせようとする。
その反動や行き場のない感情が自分より弱い立場の人間をイジメると言う行為に走ったもケースもあった。
イジメは絶対に悪い。
でも、そういう家に限って、
『うちの子に限ってそんな事をする訳がない!』
と自分の子供がイジメをしている事も認めない。
何も子供の事を理解していないし、理解しようとも思わない親がいる。
ある時、医者の娘で小学校4年生の女の子と関わった事があった。
その子は頭も良くて学級委員にもなったり人気もあったらしい。
ところが、その子がある女の子を標的にしてイジメをしているリーダーだと言う事が発覚した。(クラスメートの密告によって)
担任の先生から事実を聞いても母親は
『うちの娘がそんな事をする訳がないでしょ?』
と中々信じなかったらしい。
でも、クラスメート一人一人に担任が事情聴取をしていくうちにどんどん事実が明らかになって、母親は遂に自分の娘がイジメをしていた張本人だと認めざるを得なくなった。
そして、その母親はその事で夫に
『そんな風に娘がなったのはお前の育て方が悪かったからだ!』とガミガミ怒鳴り散らされ毎日夫から罵声を浴びせられた。
こんな夫婦関係だから、子供が良くなるはずがない。
母親は娘の話しを聞こうともしないで叱りつけ
『何でそんな事をしたの?医者の娘なのにみっともない。
世間の恥さらしよ!』
と娘を罵倒した。
最初に私の所にその母親が来た時は
『娘をどうにかして欲しい』
と言う事で全く話にならなかったので一度お断りした。
その母親も私に断られて逆ギレして
『もう結構です!』
と帰って行った。
が、10日位経って又連絡があって娘が誰とも口を聞かなくなって食事も食べなくなって大変だから一度娘に会って欲しいと言われて彼女と会う事になった。
私の所に連れて来るのも大変だったみたいで2回ドタキャンされて3回目でやっと会う事ができた。
母親には帰ってもらって二人きりになった。
『別に難しい事なんて何にもしないから大丈夫!
話たくないなら何も話さなくていいよ。
私が勝手に話してるから適当に聞いてくれれば !』
そう言うと、��ちゃんはキョトンとした顔で私を見て又目をそらした。
『私も、家庭環境が最悪だから途中から、ヤケクソになって自分なんか別にどうなってもいいや!なんて思っちゃってサ、不良になって悪い事ばっかりしてたんだけど、卑怯な事は嫌いだから弱い者イジメだけはしなかったな~。
嫌なヤツがいたら1対1でタイマンはってぶっ飛ばしてたから!』





私の顔を、
『何このオバサン???』
と言う冷めた顔で何か珍しい生き物を見ているように私を見ていた。
(; ̄ェ ̄)


私は
『��ちゃん、パパやママに自分の気持ちとか話した事ないよね?
話せるような親じゃない感じだもんね。』
『自分が親に何もわかってもらえなくていつも良い子になるのは大変だった?辛かったよね…。』
『本当はもっと早く誰かに助けて欲しかったよね?』
『先生にも期待されて良い子だと思われちゃってたから本当の事を言えなかったんだね。
きっと…。』
『話しができる人が誰もいなかったんだね…。』
��ちゃんの顔から、涙が…。
『泣いていいんだよ…。
もう、良い子にならなくていいんだよ…。』
ただ無言で涙を流していた。
『人をイジメて楽しい訳ないもんね?』
『自分がやってた事どう言う事だったかわかるよね?』
静かにポロポロ泣いていたのが少し声が出る位肩を震わせて泣き始めた…。
今まで親の前でも怒られるから泣いた事がなかったらしい。
それから3ヶ月の間、��ちゃんと色々な事を話し合い、笑ったり泣いたり人間らしくできるようになった。
自分のした事がどう言う事だったのか、
相手に対して心から謝罪の気持ちがあるのかどうか?
口先だけで謝るのは誰にでも簡単にできる。
心の底から悪かったと思わなければ、又違った形で同じ過ちを繰り返すかもしれない。
ただ、正しいとか間違っているとか、
どちらが良いとか悪いとかを決めるだけでは何もならない。
これからの人生をしっかり生きる為にも、��ちゃんは自分のした事の重さを忘れずに生きていかなければいけないと思う。
結局、この��ちゃんの親は色々と揉めた結果離婚した。
母親が田舎の実家に��ちゃんを連れて帰る時に私に会いに来てくれた。
母親はこうなったのは、自分にも大きな責任がある事を認めた。
もう一度親子二人でやり直してみると言っていた。
どんな理由があってもイジメが悪いに決まってる。
自分が辛いから悲しいからって変わりに人をイジメていい訳はない。
ただ、��ちゃんと関わってみて、この子はこの子で親の犠牲者になっていたんだと感じる所がたくさんあった。
愛情いっぱいに育った子供は決して人をイジメたりしない。
だからと言って、親がオカシイ親でも何でも親のせいにして人をイジメたらダメに決まっているけど、
『うちの子供に限って!』
と言う親、
そして何でもかんでも子供を自分の思い通りにしようとする親が生き方、考え方を変えない限りイジメはなくならないんじゃないか?と思う。
『うちの子供に限って!』
と思っている方、
『あなたのお子さん、本当に大丈夫ですか?』
☆お知らせ☆
7月31日 (金)
ソフィア姐さんのトークイベント&ワークショップ開催しちゃいます!😉🍀✨
場所 千駄ヶ谷 サンクチュアリ出版
時間 19:00開場
19:30~21:00
イベントの詳細は こちら
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都合がつく方は 是非、生の私に会いに来てね~
お待ちしてます! ( ´ ▽ ` )ノ