ありえない話(その2)心優しい弁護士さんの話 | ☆ソフィア・エムートの部屋☆

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私達は人間としての体験を
味わう為にここ(地球)に来た素晴らしい魂です。

本当の自分を思い出す事で、
自分の無限力に目覚めていきます。

魂の仲間として色々と分かち合いたいと思います❣️

文無しのホームレス状態になった私はとりあえず車屋の友達から5万円の車を買って(お金はいつでもいいと言ってくれた神様みたいな友達キラキラ)日払いの仕事を探しまくった。

とにかく債務整理をするにも金額も大きいし、銀行やローン会社、闇金やヤクザからの取り立ての対応も私一人ではとてもできない。

私を守ってくれる弁護士が必要だった。

が、30分5000円の相談料がない。
・・・・・ヽ(#>_<)/

私はすぐに箱根の一流ホテルのコンパニオンの仕事を見つけて(当時2時間6800円)もらったお金を持って次の日は弁護士を探しまわった。

十件以上電話したがみんな私がお金がない状態だとわかると愛想のない冷たい対応だった。
(まぁ、当たり前ですねあせる

でもたった一件だけ、優しい対応をしてくれる弁護士事務所があった。

電話口に出た秘書みたいな男性も感じが良かった。

私は一時間車を走らせその弁護士に藁をもすがる思いで会いに行った。

待合室で先生を待っている間に秘書の人と色々話をした。

私は所持金を6800円しか持っていないから30分以上は話せない。

内容を手短に話さないと時間切れで終わってしまう。
30分以内でとても相談できる内容ではなく不安だった。

でもそんな私に秘書の人がある話をしてくれた。

それは、
ある時、その弁護士事務所の駐車場に見慣れない他県ナンバーの車が長時間無断駐車していたので、注意しに行くと5人家族が身を寄せ合って寝ている。
どうしたのかと聞いてみると東北の方から商売が上手くいかなくなって借金だらけになって夜逃げして来たらしい。
行く当てもなく何週間かさまよっているうちにお金もすべて無くなり、疲れ果てて一家心中をするつもりでいたと言う。

死に場所を探してグルグル回っているうち、ガソリンも無くなり困っていたら弁護士事務所の看板が目に留まり少しの間なら駐車場に停めさせてもらえると思って勝手に入ってきてしまったらしい。

それを聞いた秘書は先生に伝えた。

先生はその家族を家に入れて、何日間もろくなものしか食べていない腹ぺこの家族に食事を与えて 休ませた。

ここまでの話でも、そんな優しい人が本当にいるのかと思ってしまうけれど、その先生は「死ぬ気になったら何でもできる。子供を道ずれに死んだりしたらダメだ。本気でやり直すなら私が力を貸そう」とその家族の債務整理や仕事の世話、住む所まで面倒をみてあげてその家族を助けた。

夫婦は先生に心から感謝して必死で働いて借りたお金を返済した。
一度はあきらめた人生をやり直す事ができた。

そんな心があったかくなる話を聞いているうちに私の順番になった。

私は予約で「30分お願いします」と言ってあったので、どこまで説明できるかハラハラしながら話をしていたが、途中まで話ているうちにあっという間に30分が過ぎてしまった。

「時間ですから又出直して来ます」と私がガッカリした口調で言うと先生は「時間は大丈夫だから話していいよ」と最後まで聞いてくれた。
結局2時間位かかってしまったが先生は何も嫌な顔もせずに「色々大変だけど一から出直しましょう」と言ってくれた。

それは私がその時に弁護士費用もない事を知った上で先生が仕事を引き受けてくれたと言う意味だった。

私は先生の私を傷つけないように配慮してくれた優しい言葉に思わず涙がこぼれた。

今まで、一人で心細くて我慢してきた色々な感情が溢れ出た。
(この先生に恩返しする為にも早く立ち直らなけば!)

そう心に誓った。

弁護士費用は1年で返す事ができた。
(続く)