右手の肘と両膝を強く打って色々切り傷もあり肘と膝は赤紫になってかなり腫れていた。
母は4月に膝の人工関節の手術をしていてまだ痛みがあったので 人工関節が転んで変になっていたら困るから手術をした病院に行くように母に言ったが、「大した事ないから大丈夫、大丈夫」と言って病院にすぐに行かなかった。
3日目にあまりしつこく私が言ったので、渋々私の娘の付き添いで(私がいなかったので)病院に行った。
いつも何時間も待たされる病院なので、その日も3時間位待ってやっと診察になったようだ。
母はその主治医を信頼していた。
膝の手術も最初は違う病院で大変だからできないと言われ、どうしようかと探していたが、近くの病院にその膝の手術が上手な先生が週に3回来て手術をしている事を聞いた。
実際に会ってみると優しそうな先生だったので手術をお願いする事になった。
病院嫌いの母でも、その先生なら…と安心したのだと思う。
ところが、先々週母が、「転んでしまって…」と診察に行った時の先生の第一声は、「転んだ位で来られたら私の身体がもたないよ。それに何ですぐ病院に来なかったの?本当に痛かったらここじゃなくても救急でも良かったのに!」 と本当に冷たく嫌な顔をして言ったらしい。
その場に一緒にいた娘がその言葉に頭にきて私にすぐ電話をしてきた位だから、もっとひどい言われ方だったと思う。
普通にただ転んだだけならどこの外科でも良かったのだが、人工関節がおかしくなっていたら困るから手術をした病院に行って診てもらおうと思って行ったのに、「そんな事位で来られたら…」と言われて母はガッカリしてその場から帰ろうとしたらしい。
結局私の娘に帰るのは引き止められて、レントゲンだけは撮ってもらい又診察室に行った所、「骨も何ともないし、こんな事で来られたら私の身体がもたないよ。」と鼻で笑って又母に嫌みを言ったらしい。
母は「転んで大変だったね。」とか「大したことなくて良かったね。」とか、ただ普通にそう言って欲しかっただけなのだ…。
患者にとって医者と言うのは、時には自分の命を預ける事にもなるのだから、信頼関係がなければ診てもらいたいとは思えなくなる。
特にお年寄りにとってはお医者さんと言うのは神様のような存在だと思う。
それなのに、なぜそんなに偉そうに威張ったりできるのか…。
患者の気持ちを理解するような思いやりや優しさも持てない位、忙しくて疲れ切っているのだろうか…。
(優しくて思いやりのあるお医者さんもたくさんいると思うけど
) 医者の言葉、一つ一つがとても 大きな影響力を持っている。
受診するのに大きな病院なら一日かけて待って待って やっと受診しても診察時間はたったの2~3分で終わるような事が当たり前になっている。
病気の患者にとって、ましてや歳をとった人達にとって、医者と言う存在はただ薬を出して、ただ悪い所を切ったり縫ったりするだけじゃなくて、あたたかい言葉や思いやりの一言でどれだけ勇気づけられ元気になるかわからない。
医者の「治るよ!大丈夫だよ!」この言葉だけでどれだけ救われるだろう。
医者も人間だから、時には疲れてイライラしたり患者を診たくないと思う時が あるかもしれない。
でも仕事が医者である以上、患者に言ってはいけない言葉もあるはず。
結局母は信頼していた先生の冷たい態度と言葉にショックを受けてその先生にはもうお世話にならない事を決めたようだ。
母の主治医の先生も本当に疲れていたのかもしれない。
でも、信頼して頼って来た患者に優しい言葉もかけられない位追い詰められて大変なら、患者を診る前に自分を癒やす必要があると思う。
何の仕事にしていても結局その人の人格が現れる。
本物だなと思う人は謙虚で人に思いやりや優しさを持っていて 決して人を見下したりしない。
言葉一つで、人をどん底に落とす事もできるし、言葉一つで、人に勇気や元気を与える事もできる。
疲れているお医者さん、
言葉に気をつけて下さいね!
。o@(^-^)@o。