ある時、
私は恐れの海の中を 漂っていた…。
怖くて、怖くて、
暗闇の中で、
冷たい海の中をさまよい
自分を見失っていた。
本当はすぐ近くには 助けが来ていたのに、それに私は気づかなかった。
目の前に私と同じように助けを求めてさまよっている男性がいた。
私達は一人じゃないことに安心した。
か細い頼りにならないような木の板につかまりながら二人でさまよい続けた。
たった一人で暗い海の中に置き去りにされて一人ぼっちになりたくない。
この人と一緒にいたい。
そうお互いに思った。
私達は行き先を見失い、二人だけの暗闇の中でお互いを求めあい、相手にしがみついていた。
その間に何回も助けが来ていたのに、私達は恐れの波に飲み込まれてそれに気づかなかった。
そして、私達はもっと遠くに流されていた。
私はずっとしがみついていた手に、もう力が無くなって木の板も彼にもつかまることができなくなった…。
私は一人になる恐れと彼を失う恐れとそれと闘うことに疲れ果てて、(もう、どうなってもいい!)
そう思ってしがみついていた手を、静かに離した…。
しばらくして気がついた時、私はしっかりと救い出され本来いるべき場所…還るべき場所に戻っていた。
私は気づいた。
元々、恐れは実際には存在していなかったことに…。
すべては自分が創り出した幻想…。
私はやっと、その時に夢から覚めることができた。
私は恐れの海の中を 漂っていた…。
怖くて、怖くて、
暗闇の中で、
冷たい海の中をさまよい
自分を見失っていた。
本当はすぐ近くには 助けが来ていたのに、それに私は気づかなかった。
目の前に私と同じように助けを求めてさまよっている男性がいた。
私達は一人じゃないことに安心した。
か細い頼りにならないような木の板につかまりながら二人でさまよい続けた。
たった一人で暗い海の中に置き去りにされて一人ぼっちになりたくない。
この人と一緒にいたい。
そうお互いに思った。
私達は行き先を見失い、二人だけの暗闇の中でお互いを求めあい、相手にしがみついていた。
その間に何回も助けが来ていたのに、私達は恐れの波に飲み込まれてそれに気づかなかった。
そして、私達はもっと遠くに流されていた。
私はずっとしがみついていた手に、もう力が無くなって木の板も彼にもつかまることができなくなった…。
私は一人になる恐れと彼を失う恐れとそれと闘うことに疲れ果てて、(もう、どうなってもいい!)
そう思ってしがみついていた手を、静かに離した…。
しばらくして気がついた時、私はしっかりと救い出され本来いるべき場所…還るべき場所に戻っていた。
私は気づいた。
元々、恐れは実際には存在していなかったことに…。
すべては自分が創り出した幻想…。
私はやっと、その時に夢から覚めることができた。