昔、父と仲が良かった頃は、父は私の良き相談相手だった。
父は何かを信仰している訳でも何でもなかったけど、私のスピリチュアルな話しも大体理解してくれたし、歴史が大好きだった父はいつも徳川家康や武田信玄・・・など色々な人達の遺した言葉を私に教えてくれた。
父は日本史と三国志のことならほとんど何でも知っていた。
好きな人の話もよく父に相談した。
親子と言うよりも心友のような不思議な関係だったと思う。
そんな仲が良かった父が色々なことがあって悪魔や鬼のように豹変していったことは、私にとって何よりも辛かった・・。
人はそこまで変われるのか・・・。
同じ人間が天使にも悪魔にもなれると言うことを私は身を以って体験した。
父は天使から悪魔になり、そして死ぬ間際に天使になって戻って天国に還って行った。
私はあることで色々と考えなければいけないことがあって、一人静かに瞑想していた。
ふっと、
近くに父の気配がした。
思わず涙がポロポロこぼれた。
(お父さん!)
私は心の中で叫んだ。
私の心の中が父にはわかるようで、
「ここだよ。俺はお前のそばにいるよ。
お前の人生なんだから、後悔しないように・・・好きにやればいいさ。
失敗なんてないんだから・・・。
すべてが学びだよ。」
本来持っていた父のあたたかさが私の心の中に伝わってきた。
「ありがとう・・・お父さん。
又、昔のように仲良く たくさん、たくさん話をしようね!」