こんにちは
斉藤です。
今回、腰痛について少し書いてみます。
おおまかな種類として、下記の3つがあります。
①筋肉性
②靭帯性
③関節性
背骨は椎骨が上下に連なってできています(頸部で7個:胸部で12個:腰で5個)
それぞれの骨同士で関節を作っていて可動性があるので、身体の前屈や回旋をできる仕組みです。
下は腰椎を正面からと左側面から見た図になります。
関節には、それを動かす筋肉や関節を補強する靭帯が存在します。
それらが動作によって過剰な負荷がかかった時、炎症(腰痛)が発生します。
また、繰り返しの負荷により疲労物質の蓄積や硬い部分(トリガーポイントと呼ばれます)ができて痛みとなる事もあります。
急性腰痛(ギックリ腰など)は炎症が起こっている事が多く、熱感があれば冷やし、超音波にて解消を目指します。
慢性腰痛は硬結部を取り除く事をまずは目指します。
どのケースでも臀部~下半身へと影響がでている事が多いです。
神経症状として下肢へのシビレ感・放散痛があります。これが強い時は病院での精査が必要な事も。
そのような事がなくても下肢筋肉の緊張感が強く出て動作不良となっているのがよく見られます。
上記のことから、下肢や体幹のストレッチなどで柔軟性を出していきます。
整骨院では腰以外にも下肢や臀部などを触れますが、患部以外を施術する理由はこれになります。
腰痛の際には全体の動きをだしていく事が大切です