おはようございます 院長 小角です


プロ野球オールスターで大谷選手162㌔出しました。


凄いボールですね。まだまだ球のスピードが伸びていきそうな感じがします。


これからも楽しみですね。(‐^▽^‐)


さて話は変わりまして、今回は野球選手にも多い肩関節腱板損傷の負傷の仕方についてお話しさせて頂きます。


肩の腱板は主に4つの筋肉から構成されています。


棘上筋・棘下筋・小円筋・肩甲下筋があり、特に痛めやすいのは棘上筋です。


棘上筋は肩関節の外転(横から腕を持ち上げる時)するときに必要な筋肉です。


肩の三角筋と棘上筋をしっかり働いて、スムーズに肩関節が外転していきます。


この筋肉が損傷、断裂すると自分の力で持ち上げづらくなります。


では、どのような時に損傷するのでしょうか?


・肩から転倒する


・手や肘をついて、同部からの軸達外力で骨頭が上方に突き上げら れて損傷する


このあたりが急性症状でなる損傷です。


・物などを取ったり、何度も繰り返しの肩の上げ下げをする仕事の人


・野球の投球動作の繰り返しでの損傷


これは何度も肩関節の上げ下げで棘上筋が骨頭と屋根のような肩峰との間で挟まりこまれて、微小損傷を繰り返しやがて、もろくなった腱は損傷、断裂してしまいます。


主に、大工さん、 重い物を持つ仕事の人などが多いです。中には蕎麦屋さん、漁師さんなどもいらっしゃいました。


転んでもいないのに損傷、断裂したなどの人は腱が変性して損傷する人が多いと思います。


他にもいくつか考えられる損傷の仕方はありますが、一般的にはこのような事で痛めてくることが多いです。


大谷選手もあれだけ速い球を投げるので肩の負担も強くなると思うので、腱板損傷には注意してもらいたいですね。(*^▽^*)



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