「歯は白いのに、笑うとなんだか不揃いに見える…」――その原因が“歯ぐきのライン”にあることは珍しくありません。左右で高さが違ったり、歯ぐきが歯を覆いすぎて歯が短く見えたりすると、全体のバランスが崩れてしまいます。こうした時に行うのが、歯ぐきの形をやさしく整える処置です。


● 歯冠長延長術(しかんちょうえんちょうじゅつ)

歯ぐき(必要に応じてごく浅い骨の縁)を整え、歯の見える長さを少しだけ長くします。ガミー感の軽減や、左右差の調整、セラミック治療前の“土台作り”にも役立ちます。仕上がりのイメージは事前に写真や模型で確認し、過度に下げすぎない“自然さ”を大切にします。


● 歯周形成外科(結合組織移植など)

逆に“歯ぐきが下がって歯が長く見える”“しみる”といった場合は、薄くなった部分を補う治療で厚みと高さを回復させます。露出した根面をカバーすることで、見た目と清掃性、しみの軽減が期待できます。


痛みは?

処置は局所麻酔で行い、多くの方が「思ったより楽だった」とおっしゃいます。腫れは数日で落ち着き、ブラッシング方法や刺激物の制限など、短期間のアフターケアを守っていただけばきれいに安定します。


どんな人に向いている?

・笑ったときの歯ぐきの見え方を整えたい

・前歯の左右差をそろえたい

・セラミックをより自然に仕上げたい

・歯ぐきの下がりや知覚過敏が気になる


当院では、写真・咬合・歯周状態を総合的に確認し、「何ミリ・どの歯を・どのくらい」整えると最も自然かを丁寧に設計します。まずはカウンセリングで、鏡を見ながら一緒にゴールの形を描きましょう。


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副島デンタルクリニック|鹿児島市東千石町14-6(はいから通り)

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