高齢者に多い病気のひとつに「誤嚥性肺炎」があります。これは、食べ物や飲み物が誤って気管に入ってしまうことで起こる肺炎です。特に、眠っている間にお口の中の細菌が気管に流れ込み、肺炎を引き起こすケースもあります。
お口の中の細菌が原因に
歯周病や虫歯を放置すると、お口の中には細菌がたくさん増えてしまいます。これらの細菌が唾液や食べ物と一緒に肺へ入ってしまうと、誤嚥性肺炎のリスクが高まります。つまり、お口の環境を清潔に保つことが、肺炎の予防にもつながるのです。
入れ歯と誤嚥リスク
入れ歯を使用している方は、食べ物がうまく噛み切れずに残ったり、外した時に清掃が不十分になりやすい傾向があります。その結果、口腔内に細菌が増えやすく、誤嚥性肺炎のリスクを高めてしまうことがあります。
インプラントでしっかり噛めることが大切
インプラント治療を行うことで、自分の歯と同じようにしっかり噛むことが可能になります。食べ物を細かく砕けるため、誤って飲み込む危険を減らすことができます。また、インプラントはお口の中で安定し、入れ歯のように外した際の清掃不良が起こりにくいため、細菌の増殖を抑え、結果的に誤嚥性肺炎の予防にもつながるのです。
副島デンタルクリニックでは、歯周病や虫歯の治療・予防はもちろん、インプラントを含めた幅広い治療で「噛める幸せ」と「全身の健康」をサポートしています。ぜひお気軽にご相談ください。
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