「歯が悪くなると食事がしづらい」──多くの方がそう思われますが、実はそれだけではありません。歯や歯ぐきの病気は、お口の中にとどまらず、全身の病気と深く関係していることが分かっています。
心臓病や脳卒中のリスク
歯周病の炎症によって生じた細菌や毒素が血管に入り込み、動脈硬化を悪化させることがあります。その結果、心筋梗塞や脳卒中のリスクが高まるといわれています。
肺炎予防にもつながる口腔ケア
高齢の方に多い誤嚥性肺炎は、口の中の細菌が気管に入り込むことで起こります。毎日の歯磨きや定期的なクリーニングが、肺炎予防に直結するのです。
骨粗鬆症や妊娠とも関係
骨粗鬆症の方は歯を支える骨が弱くなり、歯を失いやすい傾向があります。
また妊娠中は歯周病が進行しやすく、重度になると早産や低体重児出産のリスクも高まると報告されています。
定期検診で守れる「全身の健康」
歯の治療は「痛くなってから行く場所」と思われがちですが、全身の健康を考えると、症状が出る前の定期検診こそが大切です。
副島デンタルクリニックでは、お口の状態をチェックするだけでなく、全身の健康を見据えた歯科医療を行っています。
「最近歯ぐきから血が出る」「噛みにくい」など、少しでも気になる症状があれば、どうぞお気軽にご相談ください。
