歯を失ったときに、そのままにしておくと「噛みにくい」「見た目が気になる」だけでなく、全身の健康にも大きな影響を与えることをご存じでしょうか。
噛む力と健康の関係
しっかり噛むことは、食べ物をきちんと消化するためだけでなく、全身の健康に直結しています。
- 栄養バランスが整いやすい:肉や野菜もしっかり食べられることで、体に必要な栄養素を偏りなく摂取できます。
- 脳の活性化:噛む刺激が脳に伝わり、認知症予防にもつながるといわれています。
- 姿勢や運動機能にも影響:噛み合わせが安定することで、体のバランスや姿勢にも良い影響を与えます。
入れ歯との違い
入れ歯はどうしても噛む力が弱くなり、硬いものや繊維質の多い食べ物が避けられがちです。
その結果、栄養が偏り、健康に影響を与えることもあります。
一方、インプラントは骨に直接固定されるため、天然の歯と同じくらいの噛む力を取り戻すことができます。
そのため、健康な食生活を維持しやすくなるのです。
生活習慣病との関連
近年の研究では、歯を失って噛む力が弱まると、糖尿病や高血圧、肥満などの生活習慣病のリスクが高まることが分かってきました。
噛めなくなることで炭水化物に偏った食事になりやすく、血糖コントロールや脂質代謝に悪影響を与えてしまうのです。
逆に、しっかり噛める環境を整えることで、栄養バランスの良い食生活を続けやすくなり、生活習慣病の予防・改善にもつながります。
全身の健康を考えるなら
インプラントは単なる「歯の治療」ではなく、「全身の健康を守る治療」と言っても過言ではありません。
年齢を重ねても元気に生活するためには、しっかり噛める口の環境が欠かせません。
歯を失ったままにせず、全身の健康のために、ぜひ一度ご相談ください。
