とある方が、最近帯状疱疹が増えていると言う記事を書かれてましたので、私も追記させていただきたいと、思います。

帯状疱疹って、お腹や首、顔などの半分だけ、片側だけに水泡を形成し痛痒い症状を主訴となる疾患です。

何故片側しか出ないのかと言うと、コレは神経を伝って発症するので、痛痒い症状は神経痛の一種だと、思います。

特に50歳代から急激に増加し、80歳までに約3人に1人が発症するとされています。

最近ではワクチンも開発されテレビCMでも放送されて、認知度が上がってると、思います。

私は歯科医師ですので、身体の他部位はわかりませんが、この帯状疱疹は口の中にも発症するのです。

口の中の粘膜の片側だけに水泡を形成し、口の中で痛痒さを感じます。口内炎とは違う症状です。

当院にも口腔内の帯状疱疹の患者さんがいらっしゃいます。

当院ではアシクロビルと言う抗ウィルス剤投与を行っております。

もともと子供の時にムンプスウィルスと言う感染しオタフク風邪になった人がなりやすく、子供の時に治った後もウイルスは生涯にわたって体内に潜伏します。普段は悪さをすることはありませんが、ストレスや疲れ、免疫機能の低下などに伴い体内に潜んでいたウイルスが再活性化すると、帯状疱疹を発症します。