復興のためにできること①
今回の震災で、多くの方が、何かをしなければ!、何かをしたい! とお考えだと思います。
私も岩手県大槌町に行き、瓦礫の片付けや、炊き出しのお手伝いをしたいなと思います。
でも、寝るところもなければ、交通手段もままならない現実、
税理士法人アクアの代表者であることを考えると、
現時点で、現地に行くことは、難しいものがあります。
では、私に出来ることはなにか・・・・。
・節電
・余計なものを買わない
・風評に惑わされない
・個人として、会社経営者として、義援金の寄付
などをまずしました。
ちょっとしたことしかできません。
次に、税理士としてできること・・・・。
①情報発信と②アクアの普段の業務だと思っています。
まずは、①情報発信についてです。
「震災に係る義援金の寄付と税金の取り扱い」などをブログでも書いています。
勿論、税理士法人アクアのお客様にもお知らせしています。
そうすると・・・・、
社長、DR、経理担当の方などから、「知らなかった。いい情報をありがとう!」とよく言われます。
ほかにも、
「従業員にもすぐに話す」と言われた社長
「家族や知人にも話す」と言われた経理担当の方
「自社の製品(シーツ)を被災地に送りたい」と言われた会社
「被災地に歯ブラシを送る」と言われた歯科医院
「被災地の方を受け入れたい」と言われた病院
「被災地のためになる事業をする」と言われた社長
などなど反応は様々です。
そのすべてに胸が熱くなります。
その一つ一つを聞いたときに、情報を発信してよかったと思いました。
ちょっとした情報発信が役立っているんだなと感じます。
決して、「税金が安くなるので義援金の寄付をしましょう!」と促しているわけではありません。
このような制度があるのにも係らず、知っている方が少ないのです。
寄付金控除は、我々にはよくあることでも、一般的には認知されていないんだなと分かりました。
税理士、国税庁、報道機関などによる情報発信も少ないのです。
これ(寄付金控除)は、会社経営者や企業だけが対象ではありません。
サラリーマンや年金受給の方なども控除が受けれらます。
報道各社も義援金募集を行っています。
でも、この震災に係る義援金の寄付と税金の取り扱いを情報発信しているところは少ないです。
テレビ局数社に、「義援金を募るだけでなく、寄付金控除の情報も載せてはどうか?」と連絡してみました。
数日後、今まで義援金募集しか掲載していなかったTBSのHP上に掲載されました。
http://www.tbs.co.jp/miraibokin/donation_r.html
勿論、私が連絡したからかは分かりません。
そんなことはどうでもいいことです。
でも、とても嬉しかったです。
テレビなどの報道機関には、私のブログやアクアの発信力よりも、数万倍も情報伝達力があります。
テレビ朝日でも小さくですが掲載されています。
願いは一つ。
皆さんと同じく、被災地の復興です。
そえじまっさお