しのぎあい、果てなき絆
1ケ月以上前の夜、何気なくテレビをつけました。
NHKでドキュメンタリーをやっていたのですが、どんどん引き込まれていました。
タイトルは、
NHKふたり
『しのぎあい、果てなき絆 ~日本料理人・山本征治×奥田透~』
二人は同じ料亭(高知の青柳)で修業をした兄弟弟子ですが、究極のライバルでもあります。
兄弟子は、 「世界のベストレストラン50」に日本料理として選ばれた「山本征治さん」
独創・革新的な手法で日本料理をどんどん切り開いています。
弟弟子は、レストランガイド 「ミシュランガイド」で3年連続三つ星を獲得した「奥田透さん」
王道・伝統の味を重んじてきました。
初夏の食材(はも、あゆ、大うなぎ)に挑む二人の姿を通した、
“しのぎあい と きずな”の話でした。
山本征治さんは、弟弟子である奥田透さんがミシュランで三ツ星をとり「奥田透だから悔しい」と言います。
なお、ご本人も二ツ星です。
奥田透さんは、「兄弟子は天才で、神様は自分にその才能を与えてくれなかった」と泣きながら話します。
二人の仕事に妥協をしない、ひたむきに打ち込む姿は感動を覚えました。
驚いたことに、私と同い年でした。。。。
二人とも、プロの中の超一流です。
私は、税理士というプロではあるけど、超一流ではありません。
高校時代の友人である佐藤康光(棋士・9段)に言われたことを思いだします。
「プロには、努力すればなれる。
さらに努力すれば、一流にもなれる。
でも、そこから更に精進すると、世界観が変わる。
一部の人にしか見えない超一流の世界があるんだ。」
この二人のお店に行きたくてたまりません。
超高級店で、なかなか予約もとれないようです。
山本征治さん『龍吟』
http://www.nihonryori-ryugin.com/index.html
奥田透さん『小十』
http://www.kojyu.jp/
そえじまっさお