小規模企業に足りないもの | 新宿区の税理士法人アクア 代表の徒然日記

小規模企業に足りないもの

よく、「儲かる業種は何ですか?」と聞かれます。



税理士、中小企業診断士などはしょっちゅう質問を受けます。



現在では、どの業種においても、黒字の会社と赤字の会社がはっきり分かれると思います。


今に始まったことではないですが、二極化が顕著に現れています。



つまり、この業種であれば、必ず儲かるということはないです。


(絶対に儲かる業種が分かれば苦労しないのですが・・・・)




小規模企業で、赤字会社と黒字会社で、明らかな違いがあります。


黒字会社は、上手に宣伝広告費を使っている傾向にあります。




大企業は、マーケティングを行ない、自社の強みと弱みを把握します。


それを有効に使い、広告宣伝に結び付けます。


その結果は、8割以上の企業が黒字です。


(勿論、リストラなどを推し進めての結果など、黒字化の要因は様々です)




小規模会社(特に零細企業)は、マーケティングや広告宣伝が上手くできません。


経営者の「経験や勘」に頼っていることが多いのが現状です。



広告にお金をつぎ込みたくないという思いが強いと、広告に対して予算をとろうとしないこともあります。


それでは、なかなか売上増加に結びつきません。



既存の顧客からだけの口コミで十分と考えていると、足元をすくわれかねません。




無駄な広告費は使うべきではありませんが、必要最低限、やらねばならないこともあります。



お客様の強みと弱みを、経営者様と一緒に把握し、


どの程度の予算をとり、宣伝広告を行っていくのか、


お客様と一緒に考えていこうと思っています。



税理士法人アクアの今年の重要な業務だと思っています。




そえじまっさお