公益法人改革
全国で、公益法人(社団法人、財団法人)は約30,000社ほどあります。
公益法人制度改革が、今年の12月より一気に進みます。
多くの公益法人が頭を悩ませています。
公益法人として残る(公益認定などと言います)のが、とても難しいのです。
公益法人として存続するためには、目的(事業内容)、会計、税務、定款変更などの全ての基準をクリアーしなければならないのです。
税理士法人アクアでは、この公益認定にも力を入れてますが、
公益認定の制度を理解するのは、本当に難しいです。
大規模税理士法人、監査法人も苦労しているのも、うなずけます。
昨年から、TKCの勉強会(研究会)に出席させてもらって、頑張ってきました。
ちょうど一年前に知合った税理士が、めちゃくちゃ公益法人に強くて、よく質問します。
仲間とも話しながら(情報交換しながら)、進めています。
独りよがりの対応をしていたら、絶対に失敗をしてしまう分野なのです。
こういうときに、仲間って、本当にありがたいです。
最近、公益法人からの問い合わせが一気に増えました。
・公益認定の支援
・セミナー依頼
・新規公益法人の設立
・役所(区役所・市役所)などからの質問
などです。
本当に、皆さん、対応に困っているんだなと思います。
で、最近思うこと・・・。
この公益法人制度改革にしても、後期高齢者保険制度にしても、
どんなに素晴らしい改革でも、国民がついていけてないと思います。
それでは、意味が薄れてしまいます。
もっと分かりやすい、制度にしたほうがいいと感じます。
分からない人たちに、新しい制度を理解してもらうのも、税理士の仕事なのですが・・・。
独立して、経営者となっても、勉強することばかりです。
愚痴ではなく、やりがいがあるという意味です。
そえじまっさお