福島に行ってきました | 東京都小平市「看護師」になる夢を叶える達人(白樺アカデミー代表)のブログ

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中川です。

 

福島県飯舘村に行ってきました!!

 

 

福島県はずーっと行きたいと思っていた場所でした。

 

震災が起こった時の記憶は思い出すのが辛いので忘れてしまっている事もあります。

 

ただ、僕の仕事観を変えたのは3.11だったと確実に言えます。

 

震災が起こるまでは、「生徒さんが少なくても、家族が最低限の生活ができればいいや。」ぐらいの気持ちで仕事をしておりました。

 

3.11はちょうど新年度生募集の時期でした。2月に入学を決めて下さった生徒さん以降、問い合わせが一切なくなりました。

 

つまり、新年度入学生一名です。

 

当然、経営は成り立ちません。さらに、妻が震災のショックで心の病を抱えてしまい「子どもを連れて山口県に帰る。」と言いました。そして、実際に帰ってしまいました。

 

僕も、もう創英学館をやめて山口に帰ろうという気持ちになりました。

 

そして、新年度入学生の親御さんに「震災で危険な状況なので、東京に来られないほうがいいですよ。」と連絡をしました。

 

この生徒さんは和歌山県から小平に来て、アパートを借りて通学してくれる予定の生徒さんでした。

 

お母様からは「もう創英学館でお世話になると決めてますし、アパートも借りて引っ越しの準備もしているので大丈夫ですよ。」という返事をいただきました。

 

「そこまでの思いで東京に来て下さる生徒さんを自分の都合で辞めさせるわけにはいかない!」と思い、創英学館を続ける決意をしました。

 

そして、自分が家族を守ると決意し妻と子どもを山口から連れ戻してきました。

 

また、自分の事が精一杯で被災者の方々に何もできない自分を恨みました。

 

なので、「必ずこの状況を乗り越えて被災者の方に貢献する。」と深く心に決めました。

 

「こんな思いは二度としたくない!!生徒さんをたくさん集めて、来年は教室を借りるぞ(当時はまだ自宅で塾をやっていました)、そして何かが起こったら困っている人のために貢献できる人間になる!!」と心に誓いました。

 

そして、実際に翌年は生徒さんが当時の過去最高の人数に達し、翌年に教室を借りることになりました。

 

それからは、経営に関しても真剣に取り組むようになりました。

 

今回、福島県の飯舘村に来て、当時のことを色々思い出し胸が熱くなりました。辛いこともいっぱいあったけど、3.11のおかげで今の自分があります。

 

だから、被災地に行って感謝の気持ちで貢献しようと思いました。

 

「本当に来れて良かった。」