≪OATHの法則≫ レベル2:無関心 | 自遊生活研究日記:えばふり

自遊生活研究日記:えばふり

添田真人がゆるく自由に生きてる記録(旧:戦略バカ)

----------------------------------------------------------------
 □ 第2レベル=≪無関心≫ □
----------------------------------------------------------------

第1レベルの≪無知≫から見ると、若干進歩しています。

「自分が太っている事」「太っていると、健康上よくない事」などを理解しています。
しかし、最終的には  ≪ま、いいか≫  になっている人ですね。

現実は見ているけど、それを解決しようとは思ってない人。
「健康上よくない」とは知っているが、その重要度までは理解していない
そんな対象者です。


このレベルに対しての解説は比較的簡単でかまいません。
先ほどの「肥満とはなんぞや?」などの説明はいりませんからね。


でも、≪ま、いいか≫というのが実は重い扉なのです。

力で押し込もうと思っても、まず開く事はないでしょう。
当然、蹴っても叩いても同じこと。

いかに、≪肥満≫が体に害を及ぼすか…それを説明しても
なかなかこの扉は開きません。


でも、効果大にして唯一の方法…
本人が持っている鍵を使って、本人に空けてもらうのです(笑)

この部分を考えていない人が、本当に多いこと。


今は、本人が≪空ける事の意味≫をそれほど認識していません。
この意識を変えてあげれば良いんです。

つまり、自分で空けさせる…
言い換えると、≪空けたくなるように思わせる≫という事。

それには、硬く閉ざされた扉を開けたあとの
本人が得ることの出来るメリットを提示させればOKです。


≪肥満がいかに有害か≫…
それを延々説明しても、この『無関心』というレベルには通用しません。


ひとは誰でも欲望があるもの。

≪肥満を克服すると、いかなる利益を得られるか≫…
それを説明するほうが効果が大きいのです。


≪苦痛≫は無意識のうちに排除します。
≪利益≫は無意識のうちに追い求めます。



まったく関心の無かった第1段階『無知』から、
第2段階の『無関心』に移行した相手には、メリットを羅列します。

そうする事によって、第3段階の『考えている』というステージに
無意識のうちに移行させる事ができるのです。



   ⇒ ≪OATHの法則≫ レベル3:考えている  を読む