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雪国で大した装備もなくいろんな植物を育ててます

ミミズコンポストを再び始めました。

 

今度は本格的にやりたいと思っていたんですが、自作では重いし場所を取るし室内に置けない。

YouTubeで、たらいで気軽に行う方法を紹介している方がいて、やってみたんです。

詰め物は牛糞がいいというのでやってみたら、まー死ぬこと死ぬこと。

多分、牛に与えた殺虫剤か何かが残留していたんだと思います。

結局たらいはやめてしまいましたが・・・

 

実はたらいのずーっと前に買っておいたものがあって、ついにそれを始動させることにしました。

 

じゃーん!

 

知る人ぞ知る「キャノワーム」(オーストラリア製)です。オーストラリアではHCで普通に売ってるみたいで、世界的にもミミズコンポストはポピュラーなようです。

日本人は潔癖気味だし、虫とか気持ち悪い人が多くて広まらないのかな?

 

組み立ててみると想像よりでかくてちょっと邪魔です(^_^;)

日本製で似たような商品があって、そっちは四角で置きやすそうだしちょっと安かったのですが、キャノワームは再生プラスチックで出来ているのがいいなと思い、こっちにしました。

 

ミミズ達はたらいから引越しさせたのと、新たに釣具屋さんで買ったものです。全然足りないんですが、初めてでいきなり500gとかのミミズが脱走したら「ぎゃー!」なのでやめました。

たらいにいたミミズ達は、結局弱って死んでしまいました。可哀想なことをしてしまいました。後から入れたミミズ達はとっても元気なので、最初からキャノワームで始めれば良かったです。

 

ミミズ達、初めは液肥トレイ(最下段)に落ちたり、蓋の裏についたりしていましたが、少しするとすぐに馴染んでくれました。

始めの頃2~3匹逃げただけでした。これは凄いと思います。

ミミズは環境が気に入らないと何度戻しても逃げるし、気に入れば蓋を開けっ放しにしても絶対逃げないんだなと思いました。

長年販売されているだけあって優秀です。

 

ミミズコンポストは匂いもしないしとってもいいです。元気なミミズを見るとこっちまで元気になります。

ただ、ミミズが死ぬと生臭い臭いがします・・・悲しくなります。

 

私の部屋は西側に面していて真夏はめちゃくちゃ暑いです。35℃以上になる日もありました。

ミミズはとても暑さに弱いというので心配していましたが、案外大丈夫でした。

ただ、詰め物の上にかけるブランケットの裏にびっしり集まっていました。

どうも、暑さより、暑さで発酵した食べ物から出るガスの方がNGなようです。

ただ、当初の目的が、夏場に出るスイカの皮などの水っぽい生ごみを食べてもらおう!だったので、夏にご飯を上げられないのはちょっと困りました。

でも、今年は無理せず、出たスイカの皮の一部をみじん切りにして冷凍しておいて後であげることにしました。

来年の夏は発酵系コンポストも併用するかもしれません。

 

最近は涼しいので、トマトの傷んだところやチンして柔らかくしたブロッコリー、レタスなどをあげていますが、すごい食欲で、見るたびに嬉しくなります。

詰め物もフンで真っ黒です。ミミズ達の数が少ないので、二段目を追加したりフンを回収したりするところまでは全然いっていませんが、取りあえず、出だしは順調です。

 

今回は室内に置いているので、アメリカミズアブも来ないし、コバエもほとんど来ていません。

夏場の対策としては蓋を開けて、ブランケットの上に濡らした新聞や保冷剤を乗せて扇風機を当てるということをしていました。

 

ご飯をあげるのと一緒に鶏卵のカラ(粉砕したもの)と新聞紙(シュレッダーにかけたもの)をあげています。

 

ミミズのフンは大変良い肥料になるそうで、草花や野菜にあげるのを楽しみにしています。

液肥は今のところ採れていません。

私はベジタリアンなので、そのうち私が出す生ゴミの全てをミミズ達が良質の肥料にしてくれる事でしょう。

 

たらいのミミズコンポスト、私は止めてしまいましたが、興味のある方はぜひ見てみてください。

生ごみは水分が多いので、燃えるゴミに出すと多くのエネルギーを消費する環境負荷の高いゴミです。

ぜひぜひ、多くの人にミミズコンポストに興味を持ってもらいたいです。

匂いもしないし、熱くならないし、ミミズ可愛いし、とってもオススメです!