長年、卵は物価が上昇しても
価格を維持する優等生と言われ続けていました。
それが、鳥インフルエンザなどの影響もあって
一時はかなり値上がりし、
もう優等生は卒業という感じでした。
ただ、ここのところは
だいぶ落ち着いて来ていますよね。
また、優等生に戻ろうということなのですかね。
卵と並んで優等生的なポジションをキープしているのが、
もやしです。
スーパーに行くと一袋30円前後で販売しています。
こちらも、値上がりはあまりしませんよね。
ただ、生産者としては価格転嫁を図りたいようです。
ならば値上げをすれば良いのではという話が
出てきますが簡単にはいきません。
値上げをすると買い控えが進んでしまうからです。
原材料費も人件費も値上がりしているだけに、
もやしの値上げも認めてほしいと生産者は
願い出ているのですが、
どうもお客様は受け入れてくれないようです。
しぶとく値上げ交渉を続けるか、
付加価値の高い新製品を開発するか、
選択肢は色々あるのかもしれませんが、
もやしの未来はあるのかと聞かれると
伸びも減りもせずという回答しかせざるを得ないですね。