常陸と日立って違うってご存知でしたか? | 「人生」の面白さを知る、何気ないエッセンス

「人生」の面白さを知る、何気ないエッセンス

こんなことがあるのか、あんな考えもあるのか…といった人生のエッセンスを3分間で学びましょう!

常陸。この字を何と読みますか。

じょうりく、ときわ。

いずれも違います。

ひたちなんですね。

 

ただ、新聞によると

そう読めない人が20代・30代だと

約半数にも及ぶということです。

 

この常陸とは、茨城県の旧国名です。

昔は茨城ではなく常陸の国と言われていたんですよね。

 

それにしても、

茨城は全国の都道府県魅力度ランキングでは、

下位の常連。

最下位を取ったことも度々あります。

 

茨城は知られていなくても、

和牛の「常陸牛」もあるので

常陸は読んでもらえているのではと思っていたかもしれませんが、

これでは連続パンチですよね。

 

ならば、「これを機会に日立に改名しては」

「読みやすいのでは」なんていう

意見が出そうですが、

そもそもこの二つは意味が全く違うんですよね。

 

常陸は、飛鳥時代あたりから存在している、

由緒ある地名です。

どこを歩いても常に陸が起源とのことですが、

日立はあくまでも茨城県の日立市を指します。

起源としては諸説あって、

その一つが徳川光圀説だそうです。

朝日が昇って来る姿があまりにも美しかったからとのこと。

なので、常陸だと読みにくいから

日立で良いのではというわけにはいかないんですよね。