自分が答えられそうな質問が寄せられると、
ついつい「それはねえ」と説明したくなることってないでしょうか。
相手は、部下かもしれないでしょうし、
子どもということもあるでしょう。
もっと言えば、同世代でもありえます。
私もいつもなら、そうしますし、
実際今日もそう対応してしまいました。
娘から問われた質問は、
「何故、大谷選手がいるチームが何故韓国で試合をするの?」。
野球好きな父親からすると、
まさに「それはねえ」と説明したくなります。
実際、瞬時に答えてしまいました。
ただ、その後に思わず、
「これで良かったの?」と思ってしまったんです。
娘は、1年ほど前に自ら部署異動を申し出て
現在はマーケティングチームに在籍しています。
「これってなぜ」と尋ねる姿勢は身に付いたのかもしれません。
でも、「それってこういうことですか」と
自分で考えてみる、仮説を立ててみるステージには
至っていないようです。
私の対応も良くないですよね。
自分が答えやすい問いかけであっただけに、
すぐに世間的にもてはやされている回答を伝えてしまいました。
マーケティングの仕事をしている娘には、
「君はどうしてだと思う」と逆質問する心の余裕が欲しかったと
反省してしまいました。