自分自身への問いかけ方で人生が変わるかもしれません | 「人生」の面白さを知る、何気ないエッセンス

「人生」の面白さを知る、何気ないエッセンス

こんなことがあるのか、あんな考えもあるのか…といった人生のエッセンスを3分間で学びましょう!

日々さまざまな書籍をつまみ読みしていますが、

この本のここの一節にはヒントを得ましたね。

ある意味では、これまでの考え方を

変えるきっかけをもらえた感じでした。

 

その書籍とは、予防医学博士である

石川善樹氏が執筆した「問い続ける力」。

 

取り上げられていたのは、

199012月にベトナムに降り立ったジェリー・スターニンの逸話。

NGOセーブ・ザ・チルドレンのディレクターで、

米ハーバードビジネススクール学長補佐など歴任している

ちなみに、『POSITIVE DEVIANCE(ポジティブデビアンス)』

の著者の一人でもあります

 

彼が着目したのは、例外的な事例でした。

実は、彼は199012月に低栄養で苦しんでいる

ベトナムの子どもたちの状況を

改善するために国際組織から派遣されていました。

 

しかし、ベトナム政府はいい顔をしません。

6カ月以内で成果を出せなかったら

帰国してください」とむちゃぶりされてしまったのです。

 

考えてみると、これまで私も

むちゃぶりされたことが何度かありますが、

基本はあたってくだけろ作戦。

鉄砲も数打てば当たるのではという作戦でした。

 

当然、労力も掛かります。

時間も掛かります。

そのあげくに成果を得られれば良いのですが、

成功の確率は決して高いとはいえませんでした。

 

ジェリー・スターニンが

通常であれば不可能と思えるミッションをどうこなしたか。

 

実は、データを取ったスタッフに

こんな問いかけをしたというのです。

「貧しいにも関わらず、

栄養状態が良い子だももいましたか」。

 

その問いを受けて調べてみると

思わぬ法則が見つかったというのです。

その知見を基に、新たなプログラムを作成し実行したところ、

画期的な成果を得られたのです。

 

「良い意味での例外を追え」。

この視点があれば、

私ももっと人生を快適に過ごしたのかもしれません。

今からでも反映させないといかないですね。