新しい若者、子どもの「居場所」作り。どうぶつの森、Switch、YouTubeを組み合わせて | 若者と社会をつなぐ支援NPO/ 育て上げネット理事長工藤啓のBlog

新しい若者、子どもの「居場所」作り。どうぶつの森、Switch、YouTubeを組み合わせて

新しい居場所づくりにチャレンジ

 

若者や子どもたちを支えるとき、暗黙的に「対面」を前提としてきました。支援手法を支える理論も「対面」前提で構築されたものが多いと思います。しかし、新型コロナウィルス感染防止のための外出の自粛は、対面でのかかわり、身体性を伴う関係性に変化を迫っています。

 

もちろん、できる範囲で対面支援を継続していきますが、現段階でそれは少なからずリスクを伴うものであり、感染予防を徹底しながら、多人数が集合することをよしとしません。

 

特に私たちは、若者や子どもたちに社会的な「居場所」を提供する機能も担ってきました。来られれば来る。来て何かをしてもいいし、何もしなくていい。そんなのんびりとした空間のなかで、関係性を構築したり、安全な場でリラックスしたり、そんなことが必要だと考えているからです。

 

しかし、そういうリアルな場の提供が難しくなったから全部やれない、というわけではありません。これまでの空間をオンラインでやれるようにする。それもチャレンジしていますが、対面での効果性をオンラインに移行しただけでは同じ効果は得られません。そのため新たにオンライン環境基盤に構築するための支援、「居場所」作りを模索しています。

 

本日、ひとつの「練習」として、「Switch」×「あつまれ どうぶつの森」×「YouTube」の取り組みを配信します。もしよければぜひ視聴してみてください。Switch Onlineのファミリー設定を使って、限定されたひとでゲームをしながら、それをYouTubeで配信します。本日は制限しませんが、育て上げネットに通う(通っていた)若者や子どもたちだけが参加、視聴できるようにする。

 

 

 

 

ちょっとしたコメントはチャット機能を使おうと思います。もちろん、teamsやslackなどのコミュニティとの組み合わせもできます。

 

参加しても、しなくてもいい場

 

参加してもしなくても。観ても観なくても。会話してもしなくても。本当に困ったことがあれば、個別でつないで話をすることもできます。

 

こんな形を模索してやってみますが、機能するかどうかはわかりません。それでも、対面つなぎっぱなしや、チャットスレッドを見ていて、発言しないといないみたい、というような能動性が求められるだけだと居場所としては厳しいので、もう少しゆるやかな関与が可能な形、作ってみます!

 

支えてください、若者たち・子どもたち

 

ただ、いまはSwitchがなかなか手に入らず、SwitchやSwitch Liteを持っていない若者、子どもたちもいます。そんな状況で寄贈をお願いしたところ、届きました!(涙)

 

 

どれだけオンラインでの取り組みをしても、ネット環境やデバイスがなければ参加することができない(制限されてします)ため、もし、自宅に使っていないSwitch/Switch Liteがあり、寄付してくださる方がいらっしゃればぜひお願いいたします。

 

また、これらの取り組みはすべて無料で行っておりまして、社会的にも家庭的にも厳しい状況にある若者、子どもたちを支えるために、寄付という形でご支援いただけると大変ありがたいです。よろしくお願いいたします。

 

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