遺贈寄付を理解し、寄付先を一覧できる『社会貢献団体ネットワーク』(鎌倉新書)に掲載されました! | 若者と社会をつなぐ支援NPO/ 育て上げネット理事長工藤啓のBlog

遺贈寄付を理解し、寄付先を一覧できる『社会貢献団体ネットワーク』(鎌倉新書)に掲載されました!

鎌倉新書は、人と人とのつながりを感じる場面づくりのお手伝いをすることで、豊かな社会づくりに貢献する鎌倉新書さまによる『社会貢献団体ネットワーク』の遺贈寄付先団体に、育て上げネットが掲載されました!

 

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一般には、お亡くなりになる方が、遺言によって、財産の全部または一部を法定相続人または法定相続人以外の人(自然人または法人)に無償で譲渡(贈与)することを「遺贈」といいます。当協会、このポータルサイトでは、遺言による寄付(遺贈)に加えて、相続財産の寄付、信託による寄付、の3つを総称して「遺贈寄付」と言います。

 

---(引用:全国レガシーギフト協会ウェブサイトより)---

 

 

遺贈寄付についてはお話をいただいたことがないため、実際にどのような方々がご活用されているのかわからなかったのですが、60代や70代で、日本社会を創ってくられた方々にとって、次世代に対する贈り物なのではないかと思います。遺贈寄付意向を見ても、子どもの貧困分野を中心に、それぞれが贈りたい分野は多岐に渡っています。

 

 

 

本書を読んで、遺贈寄付をするにあたっていくつかのステップがあることも理解することができました。僕は自分自身が遺贈寄付をする側として物事をまだ考えたことがなく、遺贈を希望される方々のお気持ちには至りませんが、この社会に何を期待し、何を残していくのか。自らの人生を次の世代に対して託す意思表示なのだと思います。

 

本書を眺めてみて、たくさんの団体が意思を持って活動しており、非営利分野に身を置いてはいますが、知り得ない活動に取り組まれている団体が本当にたくさんあることがわかりました。逆に、本書に掲載されていなくても素晴らしい団体はたくさんありますし、遺贈寄付は、さまざまな社会課題の解決につなげる意思を体現する手段でもあると思います。