な、台湾でございます(笑)
中国と違ってとげとげしい人が少ないんで癒されるぅ!
6月24日
朝7時半より無料の朝飯を頂いて、しばらくしたら台中に着いてしまった。
イミグレでは俺が日本人と分かるとつたない日本語で対応された。本当に最近は日本語率が高い。そういうわけで、無事台湾である。
フェリーターミナルには両替所があったが人がいなかった。台湾の通貨であるニュー台湾ドル(以下「元」)を持ち合わせていなかったので少し困ったことになった。ターミナルから市内までは、ターミナル目の前から出るU-Busの藍13路が政府庁舎へ行く。とりあえず乗り込んで人民元で無理やり払おうと行くと、中国語を話すおじさんに猛烈に案内され、100元を450台湾ドルに両替してくれた。どうやら両替商はこの人だったようだ。
市バスはしばらく走ったところで乗客を降ろした。どうやらここでバスを乗り換えたほうが火車站に行けるらしい。BRTというインドネシアのトランスジャカルタと同じような交通システムである。ただトランスジャカルタと違うところは、車掌が乗り合わせておらず無駄に行き先を連呼しないところだ。
EasyCardというIC磁気カードを100元で購入して、今はそれで無料で乗れるらしい。知らずに100元リチャージしちゃったよ。まぁ台南や台北でも使えるんで、別に損ではないけど。
目星の宿は台中站からほど近い継光街にある「背包客四一青年旅舎」。受付がいきなり日本人だった(笑)泊まれるようで、チェックインは午後3時からである。案内されがてら、台湾に着いて空っぽの脳味噌に色々と情報をインストールしてもらうことにした。
郊外を勧められたが、やっぱり基本の市内散策から始めることにした。
驚いたのは町の作りが日本とそっくりで、楷書の中国語の看板に混じって日本語の文字がかなり多く目につく。日式と書かれた食べ物屋があちこちにあり、少しだけ日本語が話せる人も多い。オーストラリアで台湾の日本びいきはよく耳にしていたけど、実際に目の当たりにすると何倍も驚かされる。
街の雰囲気自体は日本の寂びれた温泉街に近く、どことなくノスタルジックな雰囲気が漂っている。
BRTに乗って自然科学博物館へ行き、そこから国立台湾美術館まで伸びる遊歩道を歩いてみる。香港での疲れを引きずっていたのとうだるような暑さでかなりしんどかったが、なんだかノスタルジーとモダンが合わさったような台湾の町の雰囲気が感じられる通りだった。ちなみに科学館は有料だが、美術館は無料で入れる。
ってわけで美術館に入ってみると、日本を代表する芸術家の草間彌生の特別展がやっていた。有料だったんで入りはしなかったが、一つだけ無料展示があったんで覗いてみると、アナザーディメンション的な世界が垣間見れた(笑)
帰りは歩くのがしんどかったんで駅に行くバスに適当に乗り込む。台中ではこのEasyCardでほとんどの乗り物が無料で利用できる。
宿に戻ってチェックインして、しばし冷房の利いた部屋でまったり。
夕飯は近くにあった麵屋で麻辣麺を食べ、近くのセブンイレブンで台湾ビールを買って一人で乾杯。ビールが40~50元するけど、なかなか旨くてよろしい!
時間通りに台湾に到着

どこか懐かしさがある台中車站

駅前の街並み

国立台湾美術館

アナザーディメンション的な世界がある草間彌生の展示
6月25日
台中から日帰りで行ける観光名所は日月譚があるが、観光案内所でもらった冊子を見る限り十和田湖や諏訪湖みたいな単なる観光地な感じなんでやめておき、受付の人がオススメしてくれた鹿港(ルーガン、LuGang)に行くことにした。台湾の古い街並みが目玉らしい。
台湾国鉄の在来線各駅停車の「區(区)間車」に乗って30分の「彰化(ジョンフア、ZhongHua)」で下車。21元。台湾国鉄もたくさんの車種が走っていて鉄ちゃんにとっては垂涎ものだろう。ちなみに俺は鉄ではない。
彰化からバスに乗って一時間で鹿港へ。50元。
台湾の古い街並みと寺院がある、と聞いていたんで京都みたいなものを想像してきたんだが、古い街並みと言っても全くジャンルが違って昭和ノスタルジーな街並みだった。「古い」というより「レトロ」なのだ。横浜や北九州のイメージに近い。
鹿港のレトロ地区の散策は大体2~3時間ぐらいかかるが、寺院はどこもあまり変わり映えがないのと、レトロな街並みは昭和レトロそのものなんで新鮮味がそれほどでもないので、俺は一時間ぐらいでサラッと見て回ることにした。
その寺院の中で一番の見どころが「天后宮」である。昔キョンシーで見たようなものがたくさんあって見ごたえ抜群!中華建築と塗装が独特の世界観を演出している。手を合わせて線香を持って参拝している人も多く見かけた。天井も線香のススで真っ黒である。
台湾発祥にして大人気の「バブルティー(珍珠奶茶 zhēnzhū nǎichá、ジェンジューナイチャー)」を50元でいただきながら、レトロな小道を歩いて行く。日本の昭和時代の寂びれた洋風な建物に混じって、赤レンガと瓦だけでできた国共時代の民家もたまに見かける。これは日本にはない景色だ。これぞ台湾(中華民国)!って感じ。
大通りを歩いてバス停まで戻っていると、寺院に隣接して火葬場があった。大通りで火葬場がむき出しであるのだ。なかなかカルチャーショックの光景だった。
バス停の近くに日本の民家を改装した資料館があった。中国や韓国は日本統治時代の建物はネガティブなイメージが付きまといほとんど見かけなかったが、台湾ではそんな感じは一切しないし、むしろ歴史的建造物の一つとして保存されている。
残すと言うことは大切だと思う。そこから良くも悪くも過去を学び取り、より良い未来へつないで行けるのだ。
鹿港から台中へ戻って、KFCで夕飯を食べて宿でビールを飲んでいると、受付の人が端午説の時にもらったという千巻を分けてくれた。
台南の友達と連絡が取れて明日台南へ移動すると言うと、どうせだからと台中の夜市を案内すると言ってくれた。
たくさんの出店が並ぶ夜市を練り歩きながら、台湾名物や台湾の食生活なんかを紹介してくれた。台湾では大きなチキンフライ「鶏排(チーパイ)」が流行っているらしい。台湾人は満腹状態で寝るらしい(笑)
鹿港の天后宮

キョンシーで出てきそうな世界観

昭和や大正レトロな街並み

赤レンガと瓦で作られた古めかしい民家

街中の道沿いに火葬場があった
6月26日
朝9時頃の國光客車に乗って台南市へ。170元。国鉄の区間車を乗り継ぐよりこちらの方が安くて速かった。ちなみに台湾の大きなバス会社はもう一つあり名称はU-BUS。どちらも値段はほとんど変わらない。
バスの高速の車窓はまんま日本である。遠目に青くかすむ山があり、眼前には田園風景が広がっている。これで左車線だったら本当に日本になっちゃうんじゃないか?(笑)
バスは3時間ぐらいで台南に到着。台南駅前に着くとばっかり思ってたが、着いた所は駅から少し離れていた。まぁ看板に案内があったんで問題なかったけど。
予約しといた駅からすぐそこの「老曼船長青年旅舍」に無事チェックイン。台湾のホステルはどこも高いだけあってキレイでよろしい。
そして生まれも育ちも台南の友達と合流して、バイクに一緒に乗って台南市内を駆け巡る。
全て友達任せだったんでどこを回ったのかいまいち分からない(笑)
一緒に昼飯を食べている時だった。初老の店の主人が使っている食材を日本語名で教えてくれた時、中国人は大嫌いだが日本人は大好きだ、中国、アメリカ、日本の三つを選ぶんなら間違いなく日本を選ぶ、と声高々に仰っていた。装いから見て日本統治時代を経験してるかもしれない人なのに・・・。まぁ、戦争末期の蛮行が台湾ではあまりなかったのが要因だと思うんだけど、シンガポールも親日的だしねぇ・・・。まぁ反日感情は政治がらみなんで、ひとえに言えないんだけど。
俺の台南人の友達とも話したんだが、台湾の第一外国語はもちろん英語で日本語は第二外国語なのだが、英語に挫折した人が日本語を取得する率がとても高いのだと言う。実質1.5外国語である。日本語の方が文法的にはるかに難しいのに(笑)
日本のサブカルチャーである漫画やアニメも世界的に大流行しているけど、台湾ではさらにもう一歩踏み込んだB級グルメとかまで流行している。マジで日本Love!なんだなぁ・・・
台湾のバス会社「國光客車」

旧台中警察署を利用した美術館

台湾では日本統治時代のものを観光名所にしていることが多い

こんなものにまで日本語が・・・。泮宮という下北沢のようなところより

人一人がギリギリ通れる狭い通り
ここまで大好きになられると、俺も台湾Love!になっちゃうZe☆
にほんブログ村宿情報
台中
・背包客四一青年旅舎 Backpacker41 Hostel
ドミ一泊410元~。WiFi無料、コーヒー・お茶無料、エアコン付。
受付が日本人だったり、台湾人でも日本語が通じる。
http://kaobp41.com/news.htm台南
・老曼船長青年旅舍 Old Man Captain Hostel
ドミ一泊500元~。WiFi無料。エアコンは夜から稼働する。
台南火車站のタクシー乗り場からすぐ近くなんで便利。