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 ドルトン・トランボ(1905-1976)は、アメリカの映画脚本家で、『ローマの休日』ほか多くの作品を残しています。
 トランボの名前は、作品とともに、アメリカで戦後吹き荒れた「赤狩り--マッカーシー旋風」の対象となり、投獄・映画界からの追放に耐え、他人の名前や架空の名前で仕事を続けた人物としても知られています。
 そうした事情の下でアカデミー賞を受賞したのがローマの休日』と『黒い牡牛でした。トランボなど迫害に抵抗した10人の映画人は「ハリウッド・テン」と呼ばれました。この映画は、トランボの伝記映画です。アマゾンで検索するとみることができます。

 私はトランボの映画はいくつか見ています。ローマの休日』と『黒い牡牛』のほか、『ジョニーは戦争に行った』、『スパルタカス』もみました。そのほか題名を見たことがあるものでは、『ガンヒルの決闘』『栄光への脱出』『いそしぎ』『パピヨン』などがあります。
 『ローマの休日』はオードリー・ヘプバーンの出世作となりました。ローマに旅行に行ったときには、映画に出てきた、スペイン階段などの場所を実際に見ることができ懐かしい思いがしました。

 映画界の「赤狩り」はアメリカだけのことではなく、日本でも起こりましたが、日本の映画人も良心を守り抜きながら苦闘し、多くの名画を作り出しました。これは別の機会に書きたいと思います。