
ドイツ製スプリングカメラの逸品スーパーイコンタシリーズの一つ、6×4.5センチ判のスーパーセミイコンタ530(1934)です。最初の製品で二重露出防止装置がなく、レンズも後の75mmでなくテッサーf3.5/70mmがついています。戦前のものですから当然レンズにコーティングはされていません。連動距離計は有名なドレーカイル式ーレンズの横の虫眼鏡のような形の楔形プリズムをレンズと連動させて回転させ二重像合致式距離計を構成する方式を採用しています。もう70年以上たつカメラとは思えない写りをみせます。フィルム巻上げは赤窓式で光線引きの危険がありますから、黒い遮光テープをはり写したら暗いところへ移動して巻き上げるよう注意しています。