Ⅰ.分類
1.誤認類型
優良誤認
2.表示媒体
テレビ
3.業界
車関係(除、中古自動車)
Ⅱ.違反行為者
株式会社e-chance
Ⅲ.対象商品
「レニュマックス」と称する自動車ボディ等の傷補修剤(他のカーケア 用品と一体的に供給する場合は、当該カーケア用品を含む。)
Ⅳ.表示媒体
Ⅴ.表示期間
1.平成28年3月19日~平成29年4月23日
2.約1年1ヵ月
※始期:約1年9ヵ月前
終期:約8ヵ月前
Ⅵ.表示内容
1.内容
次のとおり放送することにより、あたかも、対象商品の修復性能は、
自動車ボディのカラー層に至る傷に対して、対象商品を塗布して乾か
すだけで容易に当該傷を判別できなくなる程度に消すことができるも
のであるかのように示す表示をしていた。
○「あっという間にキレイに!」との映像、自動車ボディの傷に対象商
品が塗布され、その後、当該傷が判別できなくなる程度に消える映
像及び「様々な傷が簡単に、あっという間にキレイに」との音声
○「サッとなぞって乾かすだけ!」との映像、自動車ボディの傷に対象
商品が塗布され、その後、当該傷が判別できなくなる程度に消える
映像及び「レニュマックスで傷の上にサッとなぞって乾かすだけで、
びっくりするほどすっかりキズが見えなくなってしまうんです」と の音
声
○「削ったり磨いたりはいりません!」との映像、「拭き取る必要すらな
いんです!」との映像及び「削ったり磨いたりはいりません。拭き取
る必要すらないんです」との音声
○自動車ボディのクリアコート層よりも深い部分に達した傷に対象商
品が塗布され、その後、自動車ボディの塗膜が復元され、当該傷が
消えるアニメーション映像及び「画期的な傷補修剤・レニュマックス
が車にできた傷をしっかりとふさぐんです。乾くと滑らかな表面を 作
り出し、ボディを長持ちさせてくれます」との音声
2.実際
前記の表示について、当庁は、景品表示法第7条第2項の規定に
基づ き、株式会社e-chanceに対し、当該表示の裏付けとなる合理
的な根拠を示す資料の提出を求めたところ、同社から資料が提出さ
れた。しか し、当該資料は当該表示の裏付けとなる合理的な根拠を
示すものとは認め られなかった。
Ⅶ.薬事法ドットコムからのコメント
BSでのCM事例。
国民生活センターへの苦情が集中したのが発端。