「フェアウェル・パーティー」なんて、このようなちょっとお上品そうな宴には縁がなかったですね。


でも、この曲に登場する人物だってどうやら同じよう。


なれないネクタイ鏡みてむすんだ
ちょっとめかしこんで フェアウェル・パーティー・・・


「卒業写真」に続いて、1976年6月に発売されたハイ・ファイ・セットの2ndアルバム「Fashionable Lover」に収録されている曲。


作詞・作曲:荒井由実さん。


一度この曲をテレビで披露してくださって、それがとても印象的でした。


学校 女の子 本 男の子 学校


和やかなパーティーの感じがよく出ている曲調。


そしてその中にほんのりと惜別の甘い感傷が漂っているようです。


詩には、パーティーに出席している人々の会話や想いが織り込まれていますね。


一番は男性が主人公。


あこがれのあのこと せめてさいご
しゃしんにでもおさまりたい


”本当は あの人と・・・”と思っていても、ただの友達で終わってしまった、いや話す機会さえなかった、そんな彼女とせめて最後のパーティーでの写真には・・・。


なんだか微笑ましいような、いじらしいような。


二番は女性が主人公。


じゅぎょうなどみんな わすれたけど
あなたのひとみは すきでした


授業そっちのけで 「あなた」の瞳をみつめていたのですか(笑)


ノートをとる「あなた」の横顔をちらちら眺めていたのかな?


グループ討議で語る「あなた」の熱い瞳が好きだったのかな?


学校 女の子 本 男の子 学校


ハイ・ファイ・セットの1stアルバム「卒業写真」は荒削りかもしれないけれどとても瑞々しくて、私にとってはとても大切なアルバム。


そしてこの「フェアウェル・パーティー」が収録されている2ndアルバム「Fashionable Lover」は好曲揃いで、早くも完成の域に達しているような印象を持っています。


このアルバム、是非復刻して欲しいです!


学校 女の子 本 男の子 学校


耳試聴はこちら でできるようですよ。


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本日は「ダブルアイアイポイントデー」ですよ。


果敢にアタックチャーーーンスして下さいね。


では、バッハッハーイ!パー


卒業第二集