暖かくなったり寒くなったり、文字どおり
三寒四温ですね。
それにしても、ウクライナ情勢については、言葉が出てこないですね。
何度も悲しい歴史がある。
繰り返さないように、進歩、発展できないのだろうか。
お互いに栄養を与え合うような、建設的な関係性を
築くことに時間や知恵を使えるようになれたら
良いのですが。どうして、悲しい歴史があっても
同じようなことが起きるのか。。。
サッカーの記事を書いたりしていていいのかな、
平和ボケしてるのかなと、後ろめたくさえ
感じてしまうのですが、今を精一杯、生きることを通して
文字通り、平和を祈ることから、日々をおくろうと
考えています
さて、ちょっとあいてしまいましたが前回の続きを...
身体が小さい、成長期の遅い小学生のサッカー少年を
親としてどうすんだっ??
そんなことを考えて、作戦を息子と一緒に練って
中学生になったのですが、想定通りのこともあれば、
全く想定外のことも。
ということで、今回は、少し長いかもしれませんが
想定内のことと、想定外のこと、両方を振り返って
学んだことにつなげていきたいと思います。
<想定内だったこと>
身体が小さい息子は、オーソドックスなサッカーをするジュニアユースでは
なく、ドリブルや個人技を育む育成型チームに入団しました。
そこで、たくさんボールを触り、”逆を取る”ことに集中していきました。
自分で剥がしていくこと、局面を打開するという点で、刺激を受け
次第に技術を高めていけたと思う。やっぱ、このチームに入れて
良かった!
あとは、判断の中での、選択の1つとしてのドリブルじゃないと
駆け引きの視点が欠けてしまう。その点を補う視点も用意していました。
武器の使い方も大事だ!ということで
フットサルチームにも通いました。そしてやはり、これも良かった。
基本的にポジションを流動的に変えながら、小気味よくパスを回し
崩していきます。プレスもきつく、時間もスペースも限られた中で、
ドリとパスの選択肢を残しながら、駆け引きすることが
できるようになっていきました。今は高校生や社会人相手にも
落ち着いて崩していきます。
サッカー以上に、技術的に、戦術的に緻密で、
びっくりするぐらい細部まで言語化されていて、親子で本当に
勉強になりました。
例えばボールの置き所。どこに置くと、間接視野で、どこまで見えるか
自分で普段から確かめて、置き所を逆算して、ファーストタッチまで選べよ!
くらいの細かさです。
状況によってキャンセルできるのが、元々、良い面でしたが
そこは更に伸びました。
武器を磨くこととと、武器の使い方を学ぶことは、
やっぱり同時に養うことが大事です。
そんなこんなで、技術育成面での作戦は想定どおり、
進んだと思います。
身長の方は、予想通り、なかなか大きくならなかったです
中1の4月、139センチ。
中2の4月、143センチ。伸び、4センチ。。。
それでも、その逆境が貯金。体格差があっても、工夫してやれてれば
大きくなってきた時に、お釣りが来るぐらい、成長してるぞって
いうのが、私の励まし方でした。
そんな、小学生みたいな中2でも、1つ上の学年に上がり活動をしました。
高校生とのTMや高円のメンバーとして帯同させてもらったりで
1年半で部活に切り替えたのですが、このサッカーチームの指導者の皆さんには、
感謝しかなかったですね。息子もこのクラブチームに入れたことは、技術面での
伸びを考えると、結局財産になったと振り返りました。
武器を磨けたと思っているようで、「普通のチームじゃなくて良かった」
と言ってました(笑)。
<想定外だったこと>
身体的な成長タイミングとか、それを考慮したサッカーの育成面だけなら
想定通り、いや想定以上だったのですが、実はもっと大事なこともあったなぁと
思わされることがありました。むしろ、この想定外の部分が大事だった。
1つは生活リズム、もう1つは心の不安定な思春期の心の成長とか、
人格形成の側面です。
そうでした。中学生って、人格形成においても大事な時期でしたよね。
ここ、すごく大事なんじゃないかって思います。
自分を振り返っても、大変な時期だったことを思い出しました。
まず1つ目の生活リズムのことを書きます。
中学受験で、サッカー校に入っちゃえば、時間に余裕があり
じっくりサッカー三昧と思っていましたが、、、
入った学校、めちゃくちゃ勉強する学校でした。
こんなはずじゃなかったっていうくらい勉強が大変。
しかも、土曜日は基本的に学校がある。
学校終わって、ダッシュで遅れてチームの試合に合流という
週末の繰り返し。平日も練習から帰ると10時は過ぎてしまう。
ヘトヘトになった週末の日曜日の夜、翌日の月曜日に
小テストやら宿題やらが待っていて、寝たいにも寝れずの日々。
そういえば、1年生の最初の公式戦の週、平日はテスト期間でしたが、
週末の試合に向けて頑張って練習参加。
遅くまで勉強し、当日、発熱(汗)。
体調管理は実力だと、かなり厳しく指導され、本人、
落ち込んだりもしました。少し気の毒に感じました。
そんな息子の中に次第に募ったのは、焦りや苛立ちでした。
・こんなことしてたら、大きくなれないじゃん(確かに)
・学校辞めたい(気持ちわかる、でも高校受験も大変だぞ)
・ていうか今日、学校休みたい(だよな、宿題やってないんでしょ)
・そもそも高校受験ないんだから、サッカーに集中していたかったのに!
(俺もそう思ってたよ)
ということで、思春期に余白とか、空白の時間が少なかった。
特に中学生の頃なんてそういう時間が大事ですよね。
それなのにそんな時にボーっとする時間が無いぐらい忙しいのは、、、、
本当に盲点でした。
これから、ジュニアユース考えている皆様は、お子さんの生活のリズム、
ぜひよくよく考えてあげてくださいね。
次に思春期のこと
上記の通り、時間的にキツキツで、いらいらしてきた息子。
時間の節約やら何やら、話しましたが、逆効果!
中2は、大変なんて聞きますが、本当にこの時は
私も妻も悩みました。
そんな中、中2の秋でしたかね
先輩の高円が終わったタイミングで、
親や指導者の方々の反対を押し切り、
生活のリズムを変えるべく、本人自ら申込み、体験参加をし、
学校のサッカー部に切り替えました。
担任の先生(偶然、高校サッカー部の顧問だった)が
後おししてくれていたようですが、よくそういう決断を
自分でしたなぁと思います。
どうしてそんな決断ができたんだろう?って後々、
不思議に感じましたが、それは、通っていた幼稚園の
おかげもあるかもしれない。
時間の使い方が、一切、強制されない幼稚園だったんです。
みんなで揃って何かするときも、他のことがしたかったら
それでいいと。小さい頃から、何して過ごすか、自己決定できるよう
積極的に放置する、見守るような園だったんです。小さい決断を
幼児期からできる環境だったんですよね。
これは、すごいことだったのかもしれません。
そして今回のこの決断は、今、振り返れば、やはり良かったかなと思います。
学校では、大人しい子グループでこじんまり生息していたそうですが
一大勢力のサッカー部に入り、一気に友達関係が豊かになりました。
ピッチ内外で自分の新しい表現の場を校内に見つけたようで、急に学校も
楽しく通えるようになりました。
こういう人間関係とか集団の中で自分を再確認していく
そんな後半戦だったのかな。
これは、サッカー選手の前に、一人の若者の成長過程では
きっと大切なことだったんだと思いました。
全く見落としていた視点でした。これは想定外。
サポート側の私の視野の狭さを痛感させられたというか、教訓として
息子に教わったことが多かったなと。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
補足①:部活でのサッカー
かくして、部活に参画してからは、Tリーグに参加しているため、
クラブチームとは何度も対戦できましたが、やはり、負けることが多かった。
しかし、そこは覚悟していたようなので、あまり問題にはなりませんでした。
むしろ、ドリブル主体のスタイルから、オーソドックスなパスサッカーの中で
自分の特徴で貢献していくことを学んだのかなと思います。
全くスタイルの違うチームで、プレーできたことは、やはり
幅を広げる意味では大きな経験だったですね。
移籍ってなかなかしにくい文化ですけどね、180度くらい違うサッカー
やれたのは計算外の経験ですね。
また、メンタルの変化もありました。
それまで、クラブチームでは、特に1つ上に合流してからは、自分の個を
磨くためにプレーしている感じがしていましたが、
部活になったら、チームために技術を発揮しようと
しているのだなと伝わってきました。この変化はなんなんでしょう。
大変な中でのプレーだったからなのかな
(自分がこれくらいできるぜって見せつけるような?)
一方、中学校の部活だと、みんなの”勝ちたい”を実現するぞって心もちなのか、
ここは、わかりませんけど、印象も変わったかなと思います。
補足②:身長
部活に中2の秋に切り替えて、
身長の伸びも変化が出始めました。
そもそもそのタイミングで成長期に入ったから、
心とかよくわかりませんがホルモンとかの問題だったのか、
生活リズムを変えたから伸びたのか・・・
とにかく、中3の夏頃、見た目も小学生っていう
感じではなくなりました
先に書きましたけど
中1の4月、139センチ。
中2の4月、143センチ。伸び、4センチ。
中3の4月、153センチ。伸び、10センチ
中3の3月(←いまここ)、161とか162センチくらい。
8センチくらい+ですかね
ここからどれくらい伸びるのかなぁ
170センチくらいまで、伸びるといいなぁ
補足③:勉強のこと
部活に変えてから、時間もでき、成績も再び安定していきました。
それは(断じて、私は求めていませんが!)本人のいる学校の仲間たちの
世界観では大事なことらしいです。
成績悪いと部活に参加できないらしいですし、テスト期間は部活も無い。
サッカーか勉強かっていう究極の選択というか葛藤を突きつけられないことが
本人には大きなストレス減のようでした
土曜日の遅刻参加もなく、学校とサッカーが統合された生活という意味では
ナイスだったようです。(フットサル はありましたけど。)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
<あとがき>
ということで、あっという間の3年間で
先日、息子は無事に中学を卒業しました。
春からは、憧れの高校でのサッカーです。
上手な選手がたくさん合流してくるのを
実は本人は楽しみにしています。
ぜひ、切磋琢磨してトップチーム目指して、
駆け上がって欲しい。
高校生になって、また、心の成長や、人格形成も更に
進んでいくと思います。進学のこともありますし、またまた
大変なこともあるかもしれません。
今度は広い意味で大人になっていくこと、という視点も含めて、
さらにもう一歩、後ろに引いてサポートしたいと思います。
息子へ(彼は読みませんけど。。)
小さい君は、よく生き延びた!
いよいよ、これからが本番だ!
(いやいや、大学生くらいからが、本当の勝負どきかもしれない。)
だが、常に今を思いっきり、楽しめよ!
思い通りにならないこともあるかもしれない。
でも、仲間とサッカーを通して、思う存分、青春を満喫しろよ!
中学卒業、おめでとう。
なかなか立派だったぞ!
子育て と フットボールのmy Pick
