寒さが身に染みる季節となりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか。

さて、、、今回も告知です!





ヒロミ・指原の恋のお世話始めましたに出演します!



MCはなんとヒロミさんと指原さんです!








紅白3年連続出場の純烈の後上さん!







とても豪華です!





テレビ朝日12/24(木)24:5025:50です!

良かったらご覧下さい!





さて使われるかわかりませんが番組内で私が恋愛医学についてコメントしていたらそれは最後に述べる参考文献から発言しております!


今回は恋愛について解説します!



題して、、




医学的、科学的に考える恋愛講座ラブラブ



好きすぎて物事が手につかない!またすぐ会いたい!
このような感情は誰もが一度は経験することと思います。
なぜこのような心理状態になるのでしょうか?
医学的、科学的に恋愛について分析してみましょうピンクハート

より深く勉強したい方は最後の参考文献を見てみてくださいキラキラ


日常診療で使われるMRIがなんと恋愛の研究にも、脳の血流動態を測定する「functional MRI(fMRI)」が応用されているのです。その結果、脳の腹側被蓋野尾状核の活動性が高まっており、ここが恋愛中枢であると考えられるようになりました。
腹側被蓋野と尾状核はそれぞれ脳幹(中脳)と大脳基底核に該当します。


この脳幹と大脳基底核は食欲、呼吸、意識などをつかさどる原始的な脳であり本能にあたります。


これは大脳辺縁系のような喜び、悲しみをつかさどる感情の脳でも、大脳新皮質のような言語、学習をつかさどる高等な脳でもありません。


つまり恋愛感情は人間としての感情ではなく動物としての欲求であることを意味します。



さらにこの場所はドパミン報酬系に関わる部位です。恋愛中のパートナーを見ると、心地よい幸せな気持ちになるのはドパミンの産生が亢進し人を心地良さを与える神経系が働くからなんです。



恋人に会いたくてたまらなくなるのは、ドパミン報酬系に味を占めた脳が、他の物事より優先して恋人に会うように命令するためでその結果、物事が手につかなくなるのです。


その一方で、恋人を見ることで脳の一部で活動が抑えられているという逆の現象も確認されています。

実験の結果、抑制された部位は前頭葉、頭頂葉、側頭葉中部、扁桃体です。前頭葉、頭頂葉、側頭葉は言語、学習、道徳心などをつかさどる高等な脳にあたる大脳新皮質であり、特に前頭葉が抑制されると、判断基準があいまいになったり、判断自体をやめたりします。


また、扁桃体は喜び、悲しみ、恐怖、怒りなどをつかさどる大脳辺縁系に存在するので扁桃体が抑制されると相手に負の感情を抱きにくくなります。


つまり恋愛をすれば恋人の良し悪しを判断できなくなる上に、相手を否定する感情が起こらなくなり、ドパミン報酬系と相まってますます恋人にのめりこんでしまいます。恋は盲目とはこのことですね。


また恋愛が開始される前から人は言語を使わない方法で相手に合図を送っているのです。例えば、普段と違う視線や笑顔であったり自分の髪を触ったりという些細な動作です。しかも本人は無意識のうちにその動作を行います。


この非言語的合図は約3分の2が女性側から始めることがわかっています。男性はこの合図に魅力や親近感を感じます。これを見ると恋愛の主導権は女性側にありそうです。


動物界ではオスがメスにアピールする行動がありますがオスが生殖行動をとるのはメスが発情している期間だけです。つまりオスはメスの発情期に踊らされているにすぎず主導権はメスにあるといえるでしょう。





好きな人のタイプについて聞かれたときに皆さんは何と答えるでしょうか?

なんと!1980年代に5年以上の歳月をかけて調査が行われていたのです!
内容は日本を含めた世界33カ国37文化の10000人以上を調査したものです。


その調査の結果、男性がより重視する相手の特徴は「外見的魅力」で37文化中34文化と最多でした。ほかに男性をより惹きつける女性の要素は「若さ」でした。


つづいて女性がより重視する相手の特徴は「経済力」で37文化中36文化というほぼすべてに認められた驚異的なものでした。


ほかに女性を惹きつける男性の要素は「頼りがい」「感情の安定性」「誠実さ」「献身」でした。


また女性は自分より平均3.5歳年上の男性に惹かれるという結果でありました。


また別の実験では女性が赤色を身につけると男性から見たときの魅力が高まることが証明されています。服だけでなく背景や装飾品を赤色にすることでも本人の魅力を高めることがわかっています。


恋愛の賞味期限っていつまで!?って考えたことがある方はいらっしゃいますか。

いきなりでビックリするかもしれませんが恋愛感情は3年以内で消滅します。


ここで言う恋愛感情とは会いたくて仕方がなかったり、物事が手につかないくらい相手のことを考えてしまうような特殊な心理状態のことです。


研究によって差はありますが恋愛感情は1〜3年以内に消えることが証明されています。


皆さんも心当たりがあるのではないでしょうか。
数年たって好きじゃなくなってきたという理由だけで別れるのはもったいないと思います。
ご高齢の夫婦が仲良く旅行されたりしてるのを見かけますよね。その人の内面的なとこまで受け入れて理性的な恋愛をしていくことが長続きの秘訣だと考えられます。

参考文献
・Fisher,H.:Romantic love:an fMRI study of a neural mechanism for mate choice.The Journal of Comparative Neurology,493:58-62,2005
・Zeki,S,:The  neurobiology of love.FEBS Letter,581:2575-2579,2007
・Non verbal Sex Differences:Accuracy of Communication and Expressive Style(Hall,J.A.),Johns Hopkins University Press,1984
・Buss DM:Sex differences in human mate preferences- Behavioral and  Brain Sciences,12:1-49,1989
・Elliot AJ,et al :Romantic red:red enhances men's attraction to woman.J Pers Soc Psychol,95:1150-1164,2008
・Marazziti D,et al : Romantic love : The mystery of its biological roots.Clinical Neuropsychiatry,9:14-19,2012











God bless you