練習が苦しいと感じたら... | 誰も教えてくれないサッカーの上達法
最近、歳をとったのか、
寒い中サッカーの練習をしたら、
少しヒザが痛くなりました。

ちょっと練習はおあずけです。

そんなオヤジですが、オヤジになって
悪いことばかりではないんだなと思うことも
あります。

「ああ、そういうことだったのか!」と
気づくときです。人生経験が増える分、
気づくことも比例して多くなるのでしょうか。

最近、

「苦しいとき、それは進化している時」

ということに最近気づきました。

サッカーの練習でもつらい、もうやめたい、
苦しい、終わりにしたい。

と思うことが多々あると思います。

ダッシュを繰り返ししているとき、もう苦しい、
もうやめたい、歩きたい。

シュート練習をしてもシュートがぜんぜん
入らないとき、

1対1でがんがんに抜かれてしまうとき、

.....

私も何度辞めようと思ったことか。


今でも仕事で苦しい、面倒、きついな、
そろそろ休みたいな、手をぬこうかな、

と思うことが多々あるけれど

それを乗り越え、後から振り返ると、

「その苦しさがあったからこそ、今の自分がある」

と思えるようになりました。

それはたとえて言うなら、
脳の回路を1つずつ作っているようなもの。

人間の行動は全て脳からの指令で
からだが動いているのは分かると思います。

でも、脳にその回路がなかったら、
なかなか体は思うように動きません。

シュートが入るようになるには例えば、
10コの脳回路が必要だったとします。

シュート練習を何度も何度もしますが、
いっこうに上達しません。

はたから見ると上達はしてないように見えるのですが
脳をパカッと開けてみると

回路がひとつ、また一つと新しく出来てきています。

しかし

その新しい回路を作るときはとても苦痛を感じます。

その行動に慣れてないからです。

慣れないことをする時は苦痛を感じたり、
いやに疲労を感じることがあります。

ぎゃくから言えば、苦しいと思ったならそのとき

あなたの脳は進化している時です。

脳が一生懸命にシュートを入れるための回路を
1つづつ作っているから苦しいのです。

そして、シュートが入るための回路が10こ
全てそろったときに、

はじめてシュートが入るのです。

だから、途中であきらめてはいけません。

あなたが知らないだけで脳の中には確実に1つずつ
回路ができているのですから。

あなたは知らない道を通るとき「遠いな」と
感じたことはありませんか?

そして

同じ道を帰ったときに「以外に短かったな」と
思ったことはありませんか?

つまりは、最初その道を通ったときは初めてなので
脳は苦痛で時間を長く感じてしまうのです。

しかし、帰りは一度通った道なので、とても短く感じます。

苦しいときはあなたが進化をしているときです。

せっかく進化をしているのだから、途中でやめる必要はぜんぜんありません。

もったいない。

あなたは進化しているのです。

それをゼヒ自覚してください。

苦しいときはあなたは進化しているのです。