世界最高の一戦“エル・クラシコ”に抱く疑問と確信 | 欧州サッカー情報局

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スペイン時間の10日、土曜22時(日本時間11日6時)、今やイベリア半島の一国だけでなく、世界中の大部分がまひすることだろう。それが各国の何時にあたるかなど関係ない。雨が降ろうと、雷が鳴ろうと、春めいた暖かな日になろうとも関係ない。レアル・マドリー対バルセロナのような“エル・クラシコ”(伝統の一戦)は現在、美的観点から見ても、主役となる選手たちの質を見ても、2クラブ間に存在する歴史的、政治的、地理的ライバル関係を見ても、間違いなく存在しうる最高の一戦である。

 1939~75年にかけてフランコ将軍が敷いた独裁政治に対する抵抗の象徴として、「クラブ以上の存在」となってきたのがバルセロナなら、レアル・マドリーは偉大なる会長サンチャゴ・ベルナベウの下、前代未聞のチャンピオンズカップ(現チャンピオンズリーグ=CL)5連覇を成し遂げた1950年代にスター集団としての地位を確立し、FIFA(国際サッカー連盟)から「20世紀最高のクラブ」という称号を受ける高みに至った。

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Source by Sports Navi