久ぶりの投稿になります。
発信の場として定期的にブログを更新していきたいなと思う今日この頃です。
今回は、指導方法について少し触れたいと思っております。
子供達の自主性を育てようとする時によく起こる事ですが、
朝の全校集会の時の定番 校長先生の挨拶。
司会の先生が校長先生にフリ、校長先生が登壇するまでの数秒間。
ついつい気が抜けておしゃべりしてしまいますよね。
全校生徒が一気にザワザワすると、
それはもう意外と騒々しいんですよね。
こんな時、校長先生達はよく”待つ”という手法を使います。
子供達自身に気づかせて、自主的に話を聴く姿勢を取ってもらうには一番いいと思います。
聴く姿勢が取れ、静寂になった時の校長先生の第一声のほとんどが
『静かになるまで5分かかりました。』
ですね。
皆さんの中でも定番だと思うのですがどうでしょう。
先日、自分も同じようなことをしてしまいました。
「20人を4チームに分けてくれ」と伝えました。
この時の条件は
①みんなが納得いくチームにすること
②勝負をした時に強さが均等になること
の2つを伝え、子供達が分け終わるまで"待ちました"。
子供達がビブスを着て、コチラに集まるまでに7分かかりました。
自分も校長先生のように
『チーム分けに7分もかかったな。』
とだけ言いトレーニングに入って行きました。
トレーニングが終わり、帰宅中にふと思いました。
『結局、子供達に何を伝えたかったのか?』と
恐らく校長先生も自分も伝えたかったのは、
『もっと早く自主的に出来る様にしなさい。』ということ。
ただ、考えてみれば子供達それを早くする為の指導を受けていない。
ただ単に「早くしろ!」と言われても、自分達で気づいてそれを実行するには難しいと思います。
のくせして、指導者は具体的な方法を伝えていない。
なぜ、そんなことに気づけなかったのか?
自分の場合は、
自主性の教育=自分は全く関わらない
となってしまっていたと思います。
+αただ"待つ"という事へのストレス、etc.
要するに、
子供達だけにやらせて、自分は殿様気分でサボっていたのです。
本来、指導者がすべきことは、
子供達と同じようにそのことがうまく行くように努力することです。
のはずが、『7分かかりました。』の一言では、
子供達だけの責任になってしまっています。
まず子供達だけで、色々考え自主的に挑戦してみる。
出来なかった時に
『次はどうしたら早く出来るか?』などの発問の上、
何か方法を提示または提案するのが本来の指導だと思います。
みなさまはいかがお考えでしょうか?
全く違う意見でも、何か感じたことがあれば、コメント頂ければと思います。
それではまた。