こんにちは
僕は、アルコール依存症です。
これまでの記事はこちらから
昨日は、30kmの小さいレースに参加予定でしたが降雪で中止になった代わりに江戸川CRをLSDしました
断酒の継続は、予定が狂ったときや、理不尽な問題にぶち当たったとき、目標を失ったときに、再飲酒のキッカケになることがあります
特に断酒に慣れた100日目前後は、ちょっとした事でスリップしやすいので注意が必用です
断酒に挑む『壁期』編です
断酒するアルコール依存症患者が、ちょっとした事で再飲酒に陥りやすいのが、断酒して90日〜180日目。
身体からアルコールが抜けて認知障害があった方も機能が徐々に戻ってきた頃かと思います
また、不眠などの睡眠障害も、生活習慣の改善と共に改善されている頃かと思います
僕は現在のアルコール依存症専門外来につながる以前は
自分の意思の力で、または、薬(嫌酒薬)の力を借りて断酒をしてましたが
尽く壁期でスリップしてしまいました
スリップについては上の記事をご一読いただけますと幸いです![]()
壁期では、頭や身体が断酒に『慣れ』、ちょっとしたストレスが起因となって飲みたい欲求が現れます
オレはアルコール依存症じゃないんじゃないか?
今なら酒量をコントロールできるんじゃないか?
毎週金曜土曜に飲む節酒も出来るかもしれない。
『また、断酒すればいいじゃないか』
色んな誘惑が断酒に慣れた頭に、浮かんでは消え、耳元で囁やき、アルコールとという甘美な薬を脳に身体に入れろと、酒が欲しいと、、、
でもね。
アルコール依存症は、脳の病気。
一時的には酒量をコントロールできても、何度か飲んでる間に元の酒量に戻り。。。
断酒の緊張期の辛さが脳裏を過ると
どうせ辛いなら、
飲まぁなぁーきゃ!損損!
という具合に
僕の場合は、スリップする度に酒量も連続飲酒が酷くなりました
壁期は、精神的にも肉体的にも慣れて安定した時期ですが、油断・慢心による再飲酒リスクが非常に高い時期なので気をつけましょう
再飲酒が頭を過ぎる時に備えて、以下の3点を準備しましょう
ストレスで心がテンパった時の、回避先を見つける(映画や、音楽鑑賞など)
再飲酒しようと思ったら、一呼吸おいて、病院、または断酒会・AAのメンター役に電話する
飲み会のお誘いは
断る理由を用意![]()
オフ会も打ち上げも地方出張や旅行も!注意![]()
そして、この時期にスリップする人は本当に多いので、慣れ・慢心・油断に注意し、ハネムーン期に置き換えた習慣に没頭することです。
壁期を乗り越えることが、断酒において、第2関門です。
たとえスリップしたとしても、これまで断酒出来ていた時間は、大切な経験として財産になっているはずです。
断酒は、諦めないことが『回復』への最後の望みです![]()
クオリティーオブライフ(QOL)
人生は豊かであるべきです
これまでの断酒で
アルコールに支配された人生よりも
アルコールから解放された人生も彩り豊かであることを思い出して
より良い人生を過ごしましょう







