例のごとく、月一回の更新。ほぼ備忘録なんですけどね。

 

SHO-TIME 2.0 大谷翔平 世界一への挑戦
 

ちょっと第一弾読んでから、間が空いちゃいました。

今回は2022年、2023年シーズン、WBC優勝、新天地移籍の部分。

結局すげえな、大谷翔平っていうのを改めて味わう書籍。

移籍の部分とかは、シアトルに向かう飛行機がどうだこうだとか言われてた部分なども、

改めて整理してもらって読むのが個人的に面白かった。

 

 

 

火花

 

なんかいまさらですが、又吉先生の火花読みました。

映画とかも全く見ていなかったので、完全初見。

笑いとは何か、芸人だからこそかける人間の小説だったなと思いました。

ただ個人的にはこの手の小説が結局あまり刺さらないというのは改めて認識した。

 

 

 

明智恭介の奔走

 

「屍人荘の殺人」シリーズの屍人荘の殺人前のお話。

明智さんのお話がもちろんメインですが、屍人荘の殺人の主人公である葉村くんもほぼ一緒で

事件解いていきます。

個人的には、以前のお話よりも新作をめちゃくちゃ期待しております。

 

 

 

以上。ちょっと読みたいものが少なかったのもあり、

あまりはかどらない一ヶ月でした。

根本的にあまり前回書いてから空いてないのもあるかな。

 

今回は少ないですが、それでは。

5月というか、6月ももう半ばですが、まただいぶ読み進められた気がします。

 

 

復讐は芸術的に

 

『復讐は合法的に』の続編。

キャラクター的にもすごくよくて、ミステリーとしても普通に面白かったので、

前作読了時に、続編希望と言っていたんですが、ちゃんと続編が出たうれしさ。

今回もわかりやすく、爽快感のあるミステリーでした。

 

 

 

 

土壇場のメンタル~1002試合登板、407セーブのストッパー~

 

元中日ドラゴンズの絶対的ストッパー岩瀬の著書。

以前もどこかで触れた気がしますが、このあたりのドラゴンズは好きすぎて、

本を見つけたので、読んでみました。

ストッパーという難しいポジションだと思いますが、

その仕事の流儀的な話でもあるので、そういうビジネス書的なものとしても、

すごくよかったです。

 

余談ですが、いわゆる仕事術みたいな本がなんかあまり好きではなくて、

書いてあることが重要なことでも、すーっと自分に入っていかないので、

著者がどういう人か多少知っている人のものがいいです。

 

 

 

 

クスノキの女神

 

東野圭吾さんの本は無条件で読みます。

『クスノキの番人』の続編。番人のほうもすごくよかったのですが、

珍しく少しファンタジー色があったので、そこまでハマらなかった作品でした。

だから、ああ、続編出るんだぁって感じでした。

 

少女と少年には秘密があった——。
不思議な力を持つクスノキと、その番人の元を訪れる人々が織りなす物語。

この不思議な力を持つクスノキがキーになるわけですが、

このあたりは前作を読んでもらう必要があるかな。主要人物も前作を読んでいたほうが

感情移入が段違いですので。

個人的には感情移入しすぎて、めちゃくちゃ泣いた。

前作はそこまでハマってないけど、今回のはめちゃくちゃ好きでした。

 

 

 

 

傲慢と善良

 

前から気になってはいたのですが、

某アイドルの方が好きだと言っていたので、読んでみました。

 

かがみの孤城の作者の方です。かがみの孤城はよかったけど、

そこまでハマらなかったので、気になるにとどまっていたのですが、

きっかけはなんであれ読んでよかった。

 

恋愛要素が強いと言えるんでしょうが、ミステリーでもあり、

タイトルにあるような傲慢、善良の話はなんだか哲学的でもあり、

恋愛要素は苦手なので、避けてたんですが、ミステリー部分、哲学的といった部分がすごくよくて、

個人的にはかがみの孤城よりも好きでした。

 

あと、30代独身にはだいぶ刺さって、不快な気分になることがあるので、

ご注意くださいw

 

 

余談ですが、藤ヶ谷太輔さんと奈緒さんで映画化するらしいです。

読んでるとき知らなかったのですが、あとでこのキャストを見ると、

まあイメージ通りだなぁと。

 

 

 

俺ではない炎上

 

これも気になるの状態のまま、読んでいなかったのですが、

なんとなく読みました。

余談ですが、読み終えた次の日に文庫が出てました…。

知ってたら、文庫まで待ってたのに。

 

端的にはめちゃくちゃよかったです。

『六人の嘘つきな大学生』の作者さんの作品で、

細かいあらすじは公式ホームページを見てほしいのですが、

『六人の嘘つきな大学生』に続いて、この人、読者だますのがうますぎるぞ…。

 

『六人の噓つきな大学生』もすでに映画公開日とかまで決まってますが、

映像化ってどうするんでしょうね…。

文章がゆえにだまされていた部分もあるので、気になるところ。

よく考えたらわかってもよさそうなんだけどなぁ、だまされて悔しかった。

 

 

 

 

以上。

なんかなんとなく手を出したものとかが意外とよくて、運がいい。

次何読もうか、いっつも考えている。

4月分、思ってたよりも結構読めてた気がする。

 

 

エレファントヘッド

すごかったと一言で言ってしまえばそれまでですが、去年の話題作なミステリー。

公式サイトでもすべて「謎もトリックも展開もすべてネタバレ禁止!」とあるように、

話したいけど、何も話せない…。

人知を超えた殺人事件とあるように、ちょっと普通の方法ではありえない殺人事件ではあるんですが、

きちんと伏線は張られるし、きちんと回収はされるし、すごかった。

唯一無二のミステリーであることは間違いないです。

 

 

 

#真相をお話します

結構前に話題になってて、ようやく読みました。

ハッシュタグにあるように、現代ならではの題材でのミステリー短編集。

現代ならではということで、非常に独特な題材で面白かったです。

 

 

 

あやふやで、不確かな

日向坂46を卒業した宮田愛萌さんの恋愛連作短編。

もともとおひさま(日向坂46のファンの総称)な私ですが、

なんだかすごく愛萌さんだなぁという文章だった気がします。

人間のめんどくささが愛おしく感じるような文章でした。すごく愛萌さんでした。

 

 

 

冬季限定ボンボンショコラ事件

大好きな作家さんのシリーズ完結作。

ちなみに夏からアニメ化しますので、皆様ぜひ。

シリーズ完結作として文句なしの構成。

ミステリーとしての内容というより、その構成が正直感動でした。

 

シリーズ完結として、主人公の小鳩くんがひき逃げに遭い、病院に搬送される。

同じく小市民を志す小佐内さんからの「犯人をゆるさない」というメッセージが残されていた。

ということで、ただのひき逃げ犯の調査と思いきや、

小鳩くんは病室から出られないので、中学生のときにあった別のひき逃げ事件のことを

考えていきます。

この昔のひき逃げ事件がいわば、エピソード0でして、

小鳩くんと小山内さんの出会いから、そのひき逃げ事件の調査をどうしていたかという内容を

小鳩くんは病室で思い出していきます。

 

この自分のひき逃げと過去の別のひき逃げがパラレルで進んでいき、

最後は解決という流れです。

シリーズ完結作で、エピソード0を交え、完結というこの構成がたまらなく好きでした。

自分の中では、この構成だけでめちゃくちゃ評価が高かったです。

 

 

 

 

SHO-TIME 大谷翔平 メジャー120年の歴史を変えた男

好きな監督とか好きな選手の本は読みたくなる。

といっても、まあいたるところで言われていますし、

これといって、新たな情報が入ったかというとそうでもないけど、

結局すげえことやってんなっていう大谷翔平のお話。

続きもあるので、読もう。

 

 

以上、今年は良い読書ができています。