個人的に2024年に読んだ本からベスト3を。
今年は量も質もよく読めました。いろいろ興味なかったところのジャンルも手を出したり、
オーディオブックに手を出したり。
本はなるべく小出しで読んでた本を出していたので、
何を読んだかは割愛。
それではベスト3を紹介。
第3位
俺ではない炎上
第3位は俺ではない炎上。
ほんとにこの作者さん、伏線が天才的というか、
読者を自然と錯覚させるので、そのネタバラシの衝撃がでかい。
突然SNSで女子大学生殺人の犯人にされたおじさんの逃走劇なお話。
なぜ犯人になったのか、真犯人は誰なのか。
そんなお話です。
第2位
クスノキの女神
クスノキの番人の後、シリーズ第二弾。
シリーズ化するとは思っていませんでした。
個人的には一作目より圧倒的に二作目が好きでした。
めちゃくちゃ泣いた記憶。
一作目があっての、泣いたというのもあったので、ぜひ読むときは一作目から読んでもらいたい作品。
東野圭吾さんの作品の幅の広さには毎回毎回驚かされてばかり。
第一位
アリアドネの声
今年の一冊目が最後までトップだった。それほど素晴らしい話でした。
巨大地震が発生し、地下に取り残された女性を災害救済ドローンで救う話。
しかし、その女性が目も見えない、耳も聞こえない、話せない、障がいを抱える女性なのです。
ただドローンで女性を救うという展開も面白いのですが、
ドローンで案内しているうちに、この女性はほんとに障がいのある女性なのか、
そこに疑問が出てくる展開にもなります。この部分でただの災害の小説ではなく、
ミステリーとしても成立しているわけです。
これが本と素晴らしかった。去年から話題にはなっていましたが、
今年の頭に選んで間違いなかったです。
以上、ほかにも触れたいものはあるが、
本は割と小出ししているので、終わり。
よいお年を。