二代目です
昨日から暖簾が新しくなりましたよ。
20代の頃は。いつか自分の店（暖簾）を早く
掲げることしか考えていなかった自分ですが
いつからかそば天国の暖簾を守って行くことの方が
自分にとって大事なことになって、
代を継がさせてもらってからは
何度もこの暖簾の重圧に押しつぶされそうになり
それでも何とか今日まで暖簾を守ってこれました。
年数を重ねるほど、そば天国に関わっていただいた方の
思いが込められる「暖簾」
今日の明日も明後日も守り続けて行きたいと思います（笑）
二代目です
自分はかま場から、お客様の食べてる様子をみて
その日の蕎麦の出来具合を感じ取ります。
よく質問されることで、
麺はつゆに少しだけつけ、すすり食べるのがつうなんですか？と聞かれます。
二代目の答えはお客様がたっぷりつけた方が美味しいと思ったら
たっぷりつけ食べてもいいんですよ。と答えます。
冷つゆが辛い味のそば屋さんでは、つゆを少しだけつけてすするのが良いと思うし
薄甘いそば屋さんはたっぷりつけてすするのが良いと思うし
二代目も行く店によって食べ方を変えております。
そば天国の冷つゆは薄甘く仕上げているので
おすすめの食べ方は、たっぷりつけ音を鳴らしながら
一気にすすり、口の中で麺のこしやのどごしを堪能していただくと
良いかと思います。
今日のお客様はこの食べ方で、口にほうばりうなずいて
おられました
作り手としては最高の誉め言葉になります。
皆さんもそば天国の冷そばは、たっぷりつけ音を立て一気にすすり食べてみて下さいね！
最近の二代目。
「10月は青南蛮を使った商品にしてみようかな」
「卵南蛮そば」
イメージ…卵とじそばの中に青南蛮の辛さがいい感じの
アクセントになり美味しいのではないか？
結果…全然イメージと違いボツ。
「鶏南蛮そば」
イメージ…かしわそばの中に青南蛮の辛さが交わり
美味しいのではないか？
結果…交わらず味がバラバラになりボツ。
「大葉を使った商品も作ったことないから、
しその風味をいかした商品なんかもいいんじゃないかな」
「しそとじそば」
イメージ…運ばれてきたときにしその香りがイイ感じで、
食べると出汁によく合い美味しいではないか？
結果…大葉を入れすぎたのか、風味が出汁の邪魔をしてしまい
ボツ。
「しそわかめそば」
イメージ…大葉の量をすくなくして出しとのバランスを考え
なおかつシンプルにすることで美味しくなるはずだ。
結果…シンプルすぎてボツ。
どうした？感性が落ちぶれてきたか？
焦らずいつものように
ひらめき神様が下りてくるのを待つとするかな。
こんな日もあります。 二代目