今年の登山で一番の目標にしていた北アルプスの奥穂高岳へ

9月4日(木)から1泊で行って来ました♪

登山のスタート地点である上高地はマイカー規制があります。

マイカーで松本ICで降り、上高地へ向かう手前にある沢渡温泉の

沢渡バスターミナルに車を停めてシャトルバスに乗って上高地へ移動しました。

 

上高地から遊歩道を歩いて登山口まで向かう途中に

梓川を隔てて穂高連峰が目の前に聳えるのを眺め興奮しました!

左側から西穂高岳、間ノ岳、ジャンダルム、奧穂高岳、前穂高岳が望めました。

◆穂高連峰

今回の登山での楽しみの1つが日本最大規模の氷河圏谷(カール)の

涸沢カールでランチを食べることでした。

日本有数の山岳紅葉スポットとしても有名です。

 

正面の奥に見えるのが奧穂高岳、その右下のコル(鞍部)にある

穂高岳山荘に宿泊することになっています。

左側に見えるのが前穂高岳、右側が涸沢岳です。

手前の赤い建物が涸沢ヒュッテ、奥の赤い建物が涸沢小屋です。

◆涸沢カール(この画像は二日目です)

ランチは涸沢ヒュッテのテラス席を借りて持参したカップ麺と

じゃがポックルを食べました♪

穂高岳山荘は、北アルプスの主稜線上の穂高岳にある山小屋です。

岐阜県と長野県の県境で主峰の奥穂高岳と涸沢岳の鞍部の白出乗越(コル)の

奥穂高岳の山頂直下で標高2,996mの高さに建っています。

◆穂高岳山荘

私は相部屋で1泊夕食と弁当を付けたプランで宿泊しました。

晩ご飯はサバの塩焼き、パスタ、ポテトコロッケ、豚角煮、大根煮、

仙台麩、野菜サラダ、フルーツ、ご飯と味噌汁が出されました。

ご飯と味噌汁はおかわりが自由でした。

サラダはキャベツの千切りとカットトマト、フルーツは缶詰の梨です。

サバの塩焼きには大根おろしも付いていました。

涸沢カールの底に見える赤い屋根の建物が涸沢ヒュッテです。

左側に見える高い山が昨年登った常念岳です。

◆日没に涸沢カールを望む
早朝の5時過ぎに明るくなるのを待ってから奥穂高岳へ向かいましたが
山頂の手前でご来光を拝みました。
奥穂高岳から西穂高岳へ向かう途中にあるジャンダルムは
ドーム型の岩稜で北アルプスで最難関の場所です。
◆ジャンダルム
日本で3番目に高い奥穂高岳に登頂しました♪
昨年登った南アルプスの間ノ岳(標高3,190m)と同じ高さです。
山頂には穂高神社の奥宮が鎮座され、360度の大パノラマが広がっています。
昨年、穂高神社に参拝した際、遙拝所で直接参拝することを誓ってきましたが
今回は約束を果たすことが出来て本当に良かったです。
◆奥穂高岳 山頂(標高3,190m)
正面に前穂高岳、右奥に富士山が望めました。
◆山頂から南東を望む
手前左から涸沢岳、その右に北穂高岳、その奥に槍ヶ岳が望めました♪
正面に見える槍ヶ岳が手招きしているように感じたので来年の目標にします。
◆山頂から北を望む
手前にジャンダルムが見え、西穂高岳が望めました。
◆山頂から北西を望む
奥穂高岳の登頂を済ませてから穂高岳山荘に戻り、
荷物をまとめて6時30分頃に下山を開始しました。
◆穂高岳山荘から涸沢カールを望む
左手に前穂高岳、右手に奥穂高岳が見え
涸沢カールの最底部に残雪が残っています。
◆涸沢ヒュッテのテント場から前穂高岳を望む
正面左が奧穂高岳、その右側の高い山が涸沢岳、
その間の鞍部に穂高岳山荘が建っています。
◆涸沢ヒュッテのテント場から奥穂高岳と涸沢岳を望む
正面の赤い建物が涸沢小屋、その奥に聳えているのが北穂高岳です。
◆涸沢ヒュッテのテント場から北穂高岳を望む

この涸沢カールの素晴らしい景色を眺めながらお弁当を食べることにしました。
このお弁当が私の朝食です♪
穂高岳山荘のパッケージを採るとアミノバイタルが2本入っていました♪
肝心のお弁当の中身は、飛騨名物の朴葉ずしです♪
白身の天婦羅と鮎の甘露煮も付いていました。
今まで3回山小屋に泊まりましたが一番豪華なお弁当でした♪
晩ご飯以上に美味しかったことと心遣いに涙が出そうなほど嬉しかったです!
孤独な独り登山なので心強い味方を得たように感じました。

◆穂高岳山荘(標高2,996m)
岐阜県高山市奥飛騨温泉郷神坂

☎:090(7869)0045

 

◆穂高岳山荘周辺マップ