4月3日(水)、私の60回目の誕生日は

朝から雨が降りテニスへ行くのをやめ、ヨガもキャンセルしました。

蕎麦の在庫が切れたので午前中に蕎麦打ちをすることにしました。

今回打った蕎麦は、

福井県越前市の増田そば製粉所から取り寄せた「石臼挽き 越前そば粉」です。

福井県越前産玄そば(在来種)の挽ぐるみ、60メッシュです。

蕎麦粉 500g、小麦粉 100g、水は300g(加水率50%)を用意し、

外二八で打ちました。

前回打った越前蕎麦の抜き実挽きと比べると蕎麦の香りが強く色も黒いようです。

この水回しが蕎麦打ちの中で一番重要なポイントになります。

水の加水だけはマニュアル通りには行かないので自分の感覚だけが頼りです。

前回の越前蕎麦(抜き実挽き)は用意した水の288g(加水率48%)を

使い切ったので今回は300gを用意しましたが

最終的に水は273g(加水率45.5%)で打つことができました。

蕎麦生地を手で延ばしましたが、今回は水分量も良くいい感じの硬さになりました。

少し薄く延ばし過ぎたようで蕎麦生地の端が切れましたが問題ありません。

蕎麦生地を8つに畳み蕎麦を切ることになりますが

今回は太切り、中切り、細切りの3種類で切ってみようと思っています。

今回は太く切った蕎麦が2束、中切りが1束、細切りが5束と

半端に余った蕎麦が少しだけ出来上がりました。

妻と義母は少なくて大丈夫なので合計8束を仕上げました。

午前中に打った蕎麦を試食を兼ねてランチで食べました♪

太切りと細切りの二色蕎麦にして味見です。

薬味は本山葵、刻み葱に蕎麦湯を用意しました。

前回打った抜き実挽きの越前蕎麦より見た目も黒く田舎蕎麦のようでした。

茹で時間は太切りが80秒、細切りは40秒にしました。

出来上がった蕎麦を見て我ながら良い感じに出来たと満足感がありました。

最初に細切りの蕎麦を食べましたが

蕎麦の風味が強く、蕎麦の甘さも存分に楽しめました。

細い割にはしっかりとしたコシとノド越しの良さが美味しかったです♪

次に楽しみにしていた太切りの蕎麦を食べましたが

細切り以上に蕎麦の風味と食感を楽しむことが出来ました。

強いコシがあり嚙むたびに蕎麦の風味と甘さが口の中に広がるようでした♪

〆は残ったツユを蕎麦湯で割り蕎麦スープを楽しみました♪

そして昨夜は妻の料理当番の日でしたが、

蕎麦が良い感じに打てたので、急遽、私が作ることになりました。

仕事帰りにいつものスーパーで食材を買って帰りました。

刺身盛合せ680円(税別)が30%引き、ホタルのホタルイカ 298円(税別)です。

昨夜の我が家の晩ご飯は以下のメニューとなりました。

メインに「越前そば」を作りました♪

ご存知の通り福井県の郷土料理ですが、私はまだ一度も食べたことがないので

蕎麦粉を取り寄せた増田製粉所のレシピに従って作りました。

いつも妻は温蕎麦を希望しますが、昨夜は珍しく一緒に越前蕎麦を食べました。

越前の挽ぐるみの蕎麦で打った細切りの蕎麦を

大根おろしと鰹節、刻み葱をのせた蕎麦になります。

カイワレ大根が残っていたので少しだけのせましたが

見た感じは「ぶっかけ大根おろし蕎麦」です!

作った私のこだわりは、いつも薬味でのせるミョウガと大葉は入れずに

「創味のつゆ」を薄めるときは大根のおろし汁で薄めました。

蕎麦を打った時の打ち粉で作った蕎麦搔きを

ブロ友さんのアドバイスに従って温かい蕎麦ツユに蕎麦掻きを入れてみました。

刺身の盛合せは、本まぐろ、ブリ、赤貝の3点盛りです。

今回も蕎麦前ではなくて蕎麦を食べてからの蕎麦後を楽しみました♪

妻の大好物のホタルイカはこの季節の必須アイテムです。

天然の兵庫県産のボイルホタルイカです。

妻が昨夜に唯一協力してくれたのが本山葵を擦り下したことです(笑)

今回作った蕎麦豆腐はイマイチの出来になりました。

ニガリが足りなかったのか蒸した温度が低かったのか完全に固まりませんでした。

日本酒は富山県氷見市の高澤酒造場の曙 純米酒を飲みました。

やわらかく、豊かな味わいでキレのある辛口の酒です。

デザートは、いつもと同じコーヒーにイチゴを添えたアイスクリームです。

今回の越前蕎麦粉(挽ぐるみ)で打った蕎麦を食べた妻の感想は

今まで食べた中で一番美味しかった蕎麦だと言ってくれました。