昨日は休日出勤をしましたが

午前中に予定していた仕事が終わったのが13時頃になりました。

阿佐ヶ谷駅に近かったので真っ先に向かった先が「やの志ん」さんでした。

しかし例によって予約で満席のため「達吉」さんへ行くと臨時休業でした。

「一栄」さんも休み、さらに「薫屋」さんも休みでした。

それならと向かったのが荻窪にある『春木屋本店』さんでした!

 

最寄り駅は荻窪駅北口から徒歩7分、

青梅街道にある荻窪ラーメンの人気店『春木屋荻窪本店』さんから

北へ少し歩いた住宅街にあります。

昭和6年(1931年)創業の老舗のお蕎麦屋さんですが、

〝荻窪ラーメン〟発祥のお店で現存する最古の「東京ラーメン」のお店です。

手打ちの蕎麦や自家製麺であっさりとした醤油味のラーメンも人気があります。

13時半頃に訪れると8割ほど席が埋まり、

お店の中央にある大きなカウンター席の入口側に座りました。

相変わらず蕎麦を食べているお客とラーメンを食べているお客がまちまちでした。

◆中華そば・冷たい(蕎麦・うどん)

約1年ぶりに訪れましたが、ここ数年価格を上げないで頑張っていましたが

「せいろ」が650円 ⇒ 700円(税込)、「中華そば」が720円 ⇒ 800円(税込)、

「粗挽十割蕎麦」が850円 ⇒ 900円(税込)と価格がアップしていました。

◆丼物・温かい(蕎麦・うどん)

お品書きに蕎麦前の一品料理はありませんが

「刺身ゆば」「本鴨スモーク」「そば味噌」など手書きのメニューがあります。

前回訪れたときは「粗挽十割蕎麦」を食べたので

今回は「せいろ」と「刺身ゆば」を注文し「湯葉刺しせいろ」にしました♪

注文すると直ぐに「刺身ゆば」が提供されました。

醤油用の小皿を出してくれましたが湯葉と豆腐はそのまま食べる派なので

1枚はそのままで食べ、もう1枚は本山葵をつけて食べました。

◆刺身ゆば 450円(税込)

刺身ゆばを食べ終える頃に「せいろ」を出してくれました。

せいろ、徳利に入った蕎麦ツユと蕎麦猪口、薬味は本山葵、刻み葱です。

◆せいろ 700円(税込)

淡い茶を帯びた細打ちの蕎麦は端正な仕上がりで見た目も美味しそうでした。

お品書きに蕎麦粉は北海道、福井、山形産、つなぎ小麦粉は北海道産自粉と

表示されていました。

食べた感じで北海道産のキタワセかと思いましたが少し違うような気もしました。

蕎麦の風味が強く、しっかりとしたコシもあり美味しい蕎麦でした。

備長炭直火焼鰹節と本造四段仕込醤油で作った蕎麦ツユに汁二分で食べました。

蕎麦を食べているとポットに入った蕎麦湯を出してくれましたが

このポットを見るといつも「みとう庵」さんを思い出します。

蕎麦ツユは結構な量が残っており、蕎麦湯で割ると3杯楽しめました。

3杯目はいつも通り七味を入れてピリ辛味にしました。

会計の時に大女将さんに何処産の蕎麦か尋ねると息子の店主に確認してくれて

北海道産と福井丸岡産の在来種をブレンドしていると説明してくれました。

◆春木屋本店

東京都杉並区天沼2-5-25

☎:03(3391)4220

営業時間:11時~15時、17時~21時

定休日:木曜日

 

◆店舗案内マップ