先日、ブロ友の彩庵さんが日本で唯一の流儀をもつ手打ち蕎麦と

言われ〝内藤流手打ちそば〟の伝承者でもある

朝霞の『松月庵』さんへ行かれたブログに刺激を受け、

私も以前から気になっていた練馬区上石神井にある

『信州内藤流手打そば あずみ』さんでランチを食べました♪

昨年、浦和の「内藤流手打ちそば あさきや」さんで食べた後に

上石神井でも同じ〝内藤流手打そば〟の看板を見つけ気になっていました。

 

最寄り駅は西武新宿線上石神井駅北口から新青梅街道方面に歩いて約4分、

上石神井通り沿いのマンションの1階で営業しています。

店内はごく普通の町蕎麦屋さんの雰囲気でご高齢のご夫妻で切り盛りしています。

お店の奥にガラス張りの蕎麦打ち場があり、

その隣には電動石臼製粉機が稼働していました。

〝内藤流手打ちそば〟とは、明治時代の信州松本で手打ちの名人といわれた

内藤峯吉翁の蕎麦打ちの技法だそうです。

これが受け継がれて内藤流と称する蕎麦屋さんが幾つかあります。

信州内藤流ともいい、日本で唯一の流儀をもつ手打ち蕎麦と言われています。

◆電動石臼製粉機

手書きのお品書きを見ると「もりそば」が720円(税込)からあり、

ランチセットやセットメニューなどはありません。

◆御品書(冷たい蕎麦・うどん)

「わらべ唄」「おまつりそば」「釜揚げ小町」と書いてありましたが

どういう蕎麦なのかイメージができないでいると写真付きの御品書もありました。

◆御品書(温かい蕎麦・うどん)

浦和の『内藤流手打ちそば あさきや』さんにもあった

「六文銭陣中そば」がありました!

◆おすすめメニュー

「おまつりそば」「わらべ唄」も写真付きでありました。

「わさびそば」に惹かれましたが「三枚もり」を注文しました。

◆おすすめメニュー

注文してから約4分後に着膳しました。

3枚重ねのもり蕎麦、徳利に入った蕎麦ツユと蕎麦猪口が付いていました。

◆三枚もり(大もり)  1,050円(税込)

屋号の「信州内藤流手打そば あずみ」さんらしく野沢菜も添えてあり

薬味には本山葵、刻み葱、七味唐辛子がついていました。

3枚重ねの一番上から食べ始めましたが

見た感じそれほどボリュームはありませんが、3枚食べると

普通の大盛りを食べるよりお腹が満たされたようでした。

白っぽい色をした中太打ちの蕎麦は太さが不揃いではありますが

エッジがシャープな仕上がりになっていました。

2枚目は蕎麦ツユに刻み葱を入れて本山葵を蕎麦につけて食べました♪

しっかりとしたコシがいかにも〝信州そば〟という感じの蕎麦です。

出汁の効いた優しい味のツユに汁三分でいただきました。

店名の由来はわかりませんが『信州内藤流手打そば あずみ』ということから

蕎麦は安曇野産の信濃1号だと思って食べましたが、どうも違う味に感じました。

3枚目の蕎麦を食べていると女将さんが熱々の蕎麦湯を出してくれました。

残ったツユに蕎麦湯をたっぷりと注ぎ、極上の蕎麦スープを3杯楽しみました。

3杯目は七味を振り掛け、ピリ辛蕎麦スープにして楽しみました♪


お会計のとき女将さんに「蕎麦は安曇野産の信濃1号ですか?」と聞いてみると

「いいえ、違います」と答えてくれましたが、何処産の蕎麦なのかまでは

わかりませんでした。

◆信州内藤流手打そば あずみ

東京都練馬区上石神井4-4-22

TEL:03(3929)6088

営業時間:11時~15時(平日)、11時~15時、17時~19時(土・日)

定休日:水・木曜日

 

◆店舗案内マップ