昨年9月に蕎麦打ちを始めてから
失敗を繰り返して行くうちに色々なことがわかってきました。
その中でも蕎麦粉の粒子と水分で随分と打ち方が違うことがわかりました。
今回はいよいよ北海道の両親へ私が打った蕎麦を送ることになり
今まで打った蕎麦粉の中で一番打ちやすい蕎麦粉を選びました。
それが長野県小諸市の大西製粉から取り寄せた「信州そば粉 金印」です。
蕎麦粉の内容を細かく確認しなまま打っていたのですが
今回はしっかりと内容を確認したところ、
この商品は長野県産と北海道産の蕎麦をブレンドしており、
外皮を少し挽きこんだ全層粉でロール挽き(機械挽き)の
100メッシュということがわかりました。
「信州そば粉 金印」500g、つなぎ粉100gの外二八で打ちました。
水は288g(48%)の予定でしたが、結果的に265g(44%)になりました。
水回しの後にしっかりと捏ねて三角錐に整えました。
ここまで約15分かかりました。
蕎麦生地をのし台の上に置き、先ずは手で延ばしていきました。
麺棒を使って延ばして行きましたが、この蕎麦粉は気持ちの良いくらいに
延びるので、のし台いっぱいまで広がりました。
本のしを終えてから三つ折りに畳んでまな板の上にセットしました。
80代半ばの両親が食べるので今の自分が切れる限界の細さにチャレンジしました。
赤枠の蕎麦は最後の方に切った蕎麦なので太さや長さがバラバラです。
1束づつラップに包み合計6束をタッパに入れ冷凍して北海道に送りました!
ブロ友の彩庵さんの真似をして「蕎麦の美味しい食べ方」を同封しました♪
少しだけ不安があり赤枠の蕎麦を晩ご飯で試食してみることにしました。
妻の希望に応えて牡蠣蕎麦にしました。
今回は牡蠣をプリッとした状態にこだわって調理しました。
牡蠣が5個、焼いた長葱に三つ葉と柚子を入れました。
妻が食べた感想は先日の牡蠣蕎麦より美味しいと言ってくれたので安心しました。
晩ご飯のメニューは、お好みの蕎麦、スーパーで買って来た2割引のお寿司、
ボイルのホタルイカ、とろろです。
私の蕎麦は、牡蠣のつけ蕎麦にして食べました。
牡蠣のつけ汁は牡蠣蕎麦のツユを少し濃くしたものに炒り胡麻を入れました。
私が今まで打った蕎麦の中では一番の細切りです。
エッジも立って見た目もいい感じの蕎麦に仕上がりました。
少し長めに茹でましたがコシもありノド越しも良かったので
これなら両親に食べてもらっても恥ずかしくない蕎麦に出来ました。
とろろは先日食べた高尾山の高橋屋さんを真似て、
山芋と大和芋を半々に混ぜてうずらの卵をのせました。
妻は牡蠣蕎麦を食べてる途中からとろろを全部入れて
牡蠣とろろ蕎麦にして食べていました。
スーパーに妻の大好物のホタルイカが売っていたので
私の好きな刺身を我慢してホタルイカを山葵醤油で食べました。
牡蠣は煮込まなかったのでプリッとした食感で美味しかったです。
つけ汁も牡蠣の出汁が十分に効いていました。
半分ほど食べたところで辣油を投入して味変を楽しみました♪
私はとろろをそのまま食べたので、残った牡蠣つけ汁(辣油入り)と
刻み葱を入れてから一気に食べてしまいました。
残った牡蠣つけ汁には蕎麦湯(釜湯)をたっぷりと注ぎ
ピリ辛の牡蠣蕎麦スープを楽しみました♪
石川県加賀市にある松浦酒造の「獅子の里」がまだ少し残っていたので
枡酒で楽しみました♪
両親からの食べた感想が楽しみです♪