『もう、看板です』 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

看板は店の歴史を語るものであり、大事な標識でもあります。

昔から外に掲げて大事な扱いをし、終業と同時に店の責任者が丁寧な扱いで店の奥へ片付けました。

今では看板がないお店でも遅くに来た客に「もう看板になりました」といったりしますね。

近時は、暖簾の出し入れが多くなったようです。

 

柔らかく「もう火を落としたので」という言い回しもあります。

 

 

 

 

 

-看板という言葉の歴史背景-

 

平安時代~室町時代に貴族の家柄を表す紋章があり、それが武士の家紋へ。

武家の出入り商人達がそれを衣類の背中に染め込んでいたのが町人に拡がり、商家の屋号や商品を記した看板へと変遷し浸透。

 

・みる→見る・看る

・ばん→板

 

 

 

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