「面食らう」の語源は「麺」から? | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

突然のことなどで驚いたり慌てたりすることを「面食らう」といいますね。

 

大変面倒な手順であく抜きした栃の実を潰し、小麦粉や蕎麦粉を混ぜて粉にして、熱湯を加えながら棒で薄く延ばして切り麺状にした「栃麺」という食べ物があります。

 

 

 

 

冷めるのが早いので作業が遅いとすぐに固まってしまうため、棒で叩いて急いで捏ねる必要があります。

その様子を

(栃棒を振るう)→(栃麺棒をくらう)→(麺棒をくらう)→(麺くらう)→(面食らう)へ変化して定着しました。

表情や態度から「麺」を「面」の字に、後から替えた当て字だったのですね。

 

米が不足する時代は栃の実が主食でしたが、サポニン・タンニンを含み四大効果があるとされます。

①美肌調整 

②血糖値の上昇を抑える 

③活性酸素の除去 

④胃の健康維持

 

 

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