突然のことなどで驚いたり慌てたりすることを「面食らう」といいますね。
大変面倒な手順であく抜きした栃の実を潰し、小麦粉や蕎麦粉を混ぜて粉にして、熱湯を加えながら棒で薄く延ばして切り麺状にした「栃麺」という食べ物があります。
冷めるのが早いので作業が遅いとすぐに固まってしまうため、棒で叩いて急いで捏ねる必要があります。
その様子を
(栃棒を振るう)→(栃麺棒をくらう)→(麺棒をくらう)→(麺くらう)→(面食らう)へ変化して定着しました。
表情や態度から「麺」を「面」の字に、後から替えた当て字だったのですね。
米が不足する時代は栃の実が主食でしたが、サポニン・タンニンを含み四大効果があるとされます。
①美肌調整
②血糖値の上昇を抑える
③活性酸素の除去
④胃の健康維持
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