蕎麦の引き札(ひきふだ) | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

現在では聞き慣れない言葉である「引き札」は、チラシ・びらの古称です。

商品の売り出しや開店の広告として、江戸・中期頃に広告メディアとしてその位置が確立されました。

特に、三井越後屋の「呉服物現金売無掛値」の引き札は余りにも有名ですね。

初期の印刷は木版の墨刷りでしたが、明治に入った頃から銅版印刷や石版印刷へと進化して、錦絵師の末裔達によってカラフルな色彩が登場します。

 

-写真は大変貴重で珍しい蕎麦屋の引き札です-

 

 

 

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