畳の上で蕎麦 | そば雅 (そば打ち職人)

そば雅 (そば打ち職人)

長野へ出掛けた帰り道に檜の麺棒を購入したのがキッカケで蕎麦打ちに挑戦しましたが実に難しく、美味しい手打ち蕎麦を極めようと独学で研鑽。
今では蕎麦の奥深さに魅了され、少しでもこの思いを広めたい、と思っています。

蕎麦好きの文人や自称・粋人の随筆や会話の中で「蕎麦は椅子やテーブルで食べるもんじゃねぇ、畳の上で食べるもんでぇ」なんて時々出てきます(笑)。

 

二階に座敷や小上りの畳間は見かけますが、店内全てが畳敷きというのは極めて少ないですね。

 

椅子やテーブル主体のお店には、それなりの理由があります。

 

 

 

 

(畳間) 履き物を何度も脱いだり履いたりして運んだり片付けるのに手間が掛かる、手入れが大変で耐久性に欠ける、足・腰・膝の悪い人に不評、汚れとコスト

(椅子&テーブル) 運ぶのも下げるのも楽、掃除がしやすい、備品の移動が可能で省スペース

 

畳の敷き方(並べ方)には二種類あり、合わせ目の縁を十字にしないのが「祝儀敷き」で住宅などに、反して合わせ目を十字にするのを「不祝儀敷き」で寺院・仏閣・旅館・大広間などに。

畳の四隅が合うことから(四=死)を連想し、住居では忌み嫌われました。

 

 

 

畳は日本発祥で、奈良・平安の時代に生まれたとされていますが、当時は茣蓙のようなものを敷いていたようです。

 

 

 

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