夕暮れ時になると入り口付近に復古調の行灯を灯すお洒落な蕎麦屋さんがあります。
八間とか八方行灯といいますが、如何にも江戸時代の懐古調で良いですね。
昔は和紙で作られた提灯の中へ油を焚いていたのですが、当たり前ですが今は電気が殆どです。
江戸の昔は人の集まる場所や辻に置かれていたそうですが、特に多かったのは粋な蕎麦屋と湯屋。
そんなことから、今でも洒落たお蕎麦屋さんに置かれたりしているのでしょうね。
昔は移動用や室内用に持ち手のついた八間も多くあったようです。
蝋燭の値段がとても庶民の手の届かないほど高いので油が主だったらしく、比較すると蝋燭3本が油10倍の明るさだそうです。
八けん(東・西・南・北・北東・北西・南東・南西)の方角、という意も。
(そば・うどん)のボタンをクリックして頂きますと励みになります。
↓